現在の練習を軽く振り返ってみると。
①ショパン:イ短調ワルツ(遺作)
→もう少しで通して弾けそう&左手伴奏も許容範囲?
②ショパン:プレリュード「雨だれ」
→譜読み段階で苦戦中
③バッハ:平均律第1集第1番のプレリュード
→指馴らし&脱力練習用→もう少しで暗譜
①は頑張るとして、問題は②。予想したより難しい。というか今の私の技術レベルを超えている。
最初のパートは、装飾音符以外は何とかなると思っていたのだが、甘かった! 和音もメロディーもいいのだが、次々と変化していく。それが暗譜の障害にもなるのだが、それ以前に指がついていかない。造りが意外と複雑。
中間部分は比較的弾けそうなのだが、それも前半だけ。後半になると、難しい和音が次々と出てくる。指がギリギリ届くような和音で、脱力どころではないし、とても「雨だれ」には聞こえない。かなり、指が痛くなる。
ということで、正直、めげそうになっている。ここで頑張ってレベルアップを目指すのか、もう少し身の丈にあったレベルの曲に変えるのか、悩んでいるところである。
③はいい感じで「脱力」練習にはあっていると思うのだが、実は左手の練習にはあまりなっていない。同じような感じで左手の脱力練習の曲を探したいと思っている。
そういうわけで、少し曲の候補を探し始めたところである。とりあえずの候補を並べてみると…。
- ショパン:プレリュード第6番 Op.28-6、ワルツ第3番 Op.34-2
- バッハ:?
- ベートーヴェン:ソナタ第25番 Op.79 の第2楽章
- マイケル・ナイマン:「楽しみを希う心」(映画「ピアノレッスン」から)
ショパンをもう少しやってみたい、という気持ちがある一方で、バッハを一度きちんと弾きたいという思いも強い。ベートーヴェンの緩徐楽章は、以前目をつけていたもので、きれいな曲である。左手のアルペジオの練習にもなりそうだ。ナイマンの曲は、左手を含めた脱力&指馴らし練習用によさそうだと思った。
もう少し幅を広げて探してみたいと思っている。曲選びは楽しいのだが、技術的に易しくて(私のレベルにあっていて)、音楽的にも満足できる曲というのが、なかなか見つからないのが悩みのタネである。
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