なにせ、YouTube だけでも実にたくさんの音源が出てくる。
内田光子、バレンボイム、アシュケナージ、リヒテル、ピリス、ソコロフ、ブレンデル、ラローチャ、アンデルシェフスキ、ポゴレリッチ、グレン・グールド、…等々。
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モーツァルト:ピアノ・ソナタ
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♪ Gould/Mozart Fantasia in C-minor K.475 (radio)
内田光子、バレンボイム、アシュケナージ、リヒテル、ピリス、ソコロフ、ブレンデル、ラローチャ、アンデルシェフスキ、ポゴレリッチ、グレン・グールド、…等々。
一つに決める必要もないのだけれど、自分が練習するときに「レファレンス」というのか、イメージや弾き方のお手本(参考)にさせて戴くのは、本当は一つの方がいい。
ただ、みんな素晴らしいピアニストの方々なので、どれもいい演奏なわけだ…。ただ、練習の参考にするという観点からは、少し遅めのテンポが好ましいというのはある…(^^;)。
すべての音源をじっくり聴いた訳ではないが、とりあえず気に入った演奏をいくつか挙げてみると…。
まずは、昨年 1月の引退を今ごろ知った…(^^;)…ウラディーミル・アシュケナージの演奏。全体的に、聴いていてしっくりくる…というか、たぶん私の持っているイメージに一番近くて、音色も演奏も素晴らしい ♪
♪ Mozart: Fantasia in C Minor, K.475
Mozart: Piano Sonatas
1995年にリリースされた CD(↓)からの音源のようだ。26年も前…。
こちらも、3年前に引退したマリア・ジョアン・ピリスさんの演奏。ピリスさんのモーツァルトやシューベルトはもともと大のお気に入り…(^^)♪ これも美しい ♪
ちなみに、ピリスさんは「引退」後も各地の音楽祭などで活躍されている ♪
そして、現役ではあるが今や大御所、今年の 4月に 71歳になったグリゴリー・ソコロフ。なかなかいい演奏なのだが、ちょっと変化球的なところもある。ごく一部だが、長調を短調に変えたりしている…(^^;)。
録音が嫌いなソコロフなので、元の CD があるのかどうかは不明。2001年の演奏。
そして、ひとつだけ番外編。グレン・グールドはどんな演奏をしているのか気になって聴いてみた。この曲に関してはあまりいいとは思わなかった。
かなり独特で、フォルテ→ピアノなどの指示も無視しているところはどうなんだろう?…と思った。ただ、Più Allegro 部分のテンポ(遅さ)はお手本としてはいい…(^^;)。
藤田真央くんのような若いピアニストの演奏も聴いてみたかったのだが、残念ながら音源が見つからなかった。もう少し探してみようとは思っている。
比較的若い?ピアニストとしては、ピョートル・アンデルシェフスキ(52歳)の演奏が割といい感じだった。
…のだが、アンデルシェフスキにしてはややおとなしいというか、ちょっと考えすぎのような印象も受けた。即興性のある曲なのでもう少し自由でいいと思うのだが…。
元の CD(↓)は 2017年リリースだが、この曲が録音されたのは 2006年のようだ。モーツァルトとシューマンの幻想曲を中心としたアルバム。
…ということで、今回はソコロフ以外はぜんぶ引退したピアニストということになった。しかも、演奏(録音)時期もけっこう古い…(^^;)。まぁ、若い時の録音とも言える。
YouTube に若い人や新しい演奏動画が少ないのか、YouTube の検索機能の問題なのか、私の探し方が下手なのか?…そのあたりはよく分からないが…。
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