2021年8月5日木曜日

エルネスト・ブロッホのピアノ曲集 Enfantines がいい感じ ♪

少し前に、《Max Bruch の コル・ニドライ Kol Nidrei ピアノ伴奏版が美しい ♪》という記事を書いたが、ヴェルビエ音楽祭のこのコンサートではエルネスト・ブロッホ(Ernest Bloch)の室内楽も演奏されていて、それもなかなか良かった ♪

そこで、ブロッホのピアノソロ曲をいくつか探索してみたのだが、あまり気に入った曲に出会えず…。ところが、最後に聴いた「子供のための10の小品」"Enfantines" が、これが意外にいい感じだったのだ…(^^)♪



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エルネスト・ブロッホ(Ernest Bloch, 1880年7月24日 - 1959年7月15日)はスイス出身のユダヤ人作曲家・音楽教師。詳しくは Wikipedia「エルネスト・ブロッホ」を…。

"Enfantines" というのは PTNAピアノ曲事典では「子供らしさ」となっているが、「子供の曲集」といった意味にも使われているようだ。サティのものが有名らしい。

ブロッホがこの曲集を作曲したのは 1923年(43歳)で、二人の娘(Suzanne と Lucienne)が家で音楽の勉強(とピアノの練習?)をするために作ったものだそうだ。

1曲目の "Lullaby" は Suzanne に、3曲目の "With Mother" は Lucienne に捧げられている。他の 8曲は、当時ブロッホが首席音楽監督を務めていた Cleveland Institute of Music のピアノ教師たちにそれぞれ捧げられている。

1924年に出版された楽譜には、Lucienne が描いたイラストが各曲に添えられている。上の図は 1曲目の "Lullaby" の冒頭。

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子供のための曲集なのでシンプルな作りなのだが、最初に聴いたときから何だか雰囲気のある音楽だと思った。鑑賞する曲としてもなかなかいい感じなのだ ♪

私にはよく分からないが、子供のピアノ発表会の曲としても使えそうな気がする。

「通常耳にすることのない新しい響き、味わい深い表現」といった解説もあった。そして、それは "modal-tonal" の組み合わせによるものだと説明してある。

「モーダル」「トーナル」というものをよく理解してないので、とりあえずは「ふーん、そうなんだ…」という感想にとどめておきたい…(^^;)。

各曲の解説には "Dorian"、"Aeolian"、"Lydian" といった単語が散見される…。

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で、それぞれの曲にはピアノの練習のための課題のようなものも含まれていて、例えば、第1曲の "Lullaby" ではレガート奏法と指の置き換え(例:冒頭の楽譜の 7小節目、左手の 1→5)などが技術的な課題になっているようだ。

…といった、全 10曲についての解説が下記記事(英文)に載っているので、興味のある方はどうぞ…(^^;)。

✏️Ernest Bloch's Enfantines(COLLEGE MUSIC SYMPOSIUM)

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10曲のタイトルは下記の通り。私の一番のお気に入りは "Melody" かな?

  1. Lullaby
  2. The Joyous Party
  3. With Mother
  4. Elves
  5. Joyous March
  6. Melody
  7. Pastorale
  8. Rainy Day
  9. Teasing
  10. Dream

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最初に聴いたのは、楽譜が表示されるこの音源(↓)。


鑑賞のためにはこちら(↓)の方がおすすめ。Margaret Fingerhut というピアニスト。


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Margaret Fingerhut というピアニストはブロッホのピアノ曲集(CD)を出しているので、元の音源はこれ(↓)だと思われる。

Ernest Bloch: Visions & Prophecies 

 

"Enfantines" 以外に次のような作品が含まれている。

Visions and Prophecies
5 Sketches in Sepia
Piano Sonata
In the Night
Nirvana

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なお、"Enfantines" の楽譜は Carl Fischer 社から出ている。

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