アルバムに収録されている "Les Buffons" という曲の演奏動画なのだが、途中キットくんが「1本指奏法」を見せてくれる場面があるのだ…(^^)♪
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ウィリアム・バード/ジョン・ブル:作品集
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なお、このアルバムは YouTube のプレイリスト(↓)で全曲聴ける。
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その動画がコレ(↓)。35秒あたりから「1本指奏法」が始まる。最初は右手、少ししてから左手。プロのピアニストがこういう弾き方をするのは初めて見たかも知れない…。
キットくんとしては、このフレーズはこの弾き方(1本指奏法)が一番合っていると考えて、こういう弾き方をしているんだと思うのだが、ちょっと楽しい…(^^)♪
この曲は、『ウィリアム・バード/ジョン・ブル:作品集』という CD の中の 1曲。この CD は 16〜17世紀にイギリスで活躍した二人の作曲家、ウィリアム・バード(c.1540-1623)とジョン・ブル(1562/3-1628)の鍵盤楽器作品を集めたもの。
もともとチェンバロに近い「ヴァージナル」という楽器のために書かれた作品に、キットくんが現代ピアノで見事に新しい息を吹き込んだ名演の数々が収められている。
英語のサブタイトル "The Visionaries of Piano Music" にあるように、後世のピアノ音楽に大きな影響を与えることになった作品を現代に蘇らせた貴重なアルバムと言っていい。
アルバムの紹介と収録曲目は下記記事に。
1〜2度聴いただけだが、とくに気に入った曲がいくつかあった。
なかでも一番気に入って、ちょっとビックリしたのがジョン・ブルの "Walsingham - 30 Variations" という曲(↓)。簡単な主題に対して 30の変奏曲が続くのだが、そのどれもが魅力的で素晴らしいのだ ♪
音楽的にはあまりつながりはないのかも知れないのだが、後のバッハやベートーヴェンの壮大な変奏曲の先駆けと言えるのでは、などと勝手に妄想しながら聴いた…(^^;)。
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