Slipped Disc の記事をチェックしていたら「アシュケナージが復帰」という記事を見つけた。バッハの CD を出すようだが、私の知らないうちに彼は引退していたらしい…(^^;)。
で、ついでに新しく出る CD をチェックしていたら、面白そうな CD がいくつも見つかった。コロナ禍の中でも、ピアニストたちはかなり頑張っているようだ ♪
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バッハ:アート・オヴ・ライフ
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ちなみに、トリフォノフの「フーガの技法」は昨年の Virtual Verbier Festival で聴いたのだが、気持ちのこもった素晴らしい演奏だった。ただ「ライブ配信」だったので、残念ながらアーカイブはされてない…。
《ネットでヴェルビエ音楽祭 Virtual Verbier Festival 楽しめる ♪》
…なので、早く YouTube か Spotify で聴けるようにならないかと楽しみだ ♪
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最後にご紹介するのは、実はリリース時期は一番早い(9月3日)ヴィキングル・オラフソンの新アルバム。モーツァルトを中心に組み立てられたプログラムになっている。
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ほぼ同時に『ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ全集』(これも 3度目)もリリースされるが、これは、2014年8月のザルツブルク音楽祭でのライヴ録音。
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ウラディーミル・アシュケナージ(Vladimir Ashkenazy、1937〜)が引退を表明したときの Slipped Disc の記事は下記。2020年の初めに 82歳で引退したことになっている。
✏️Just In: Ashkenazy Retires(2020/1/18)
2019年 5月に予定されていた日本ツアー(ウラディーミル&ヴォフカ・アシュケナージの父子デュオ)が、父ウラディーミルの右手不調のため中止になっている(↓)ので、そのころから引退を考えていたのかも知れない。
…で、今回 "Ashkenazy’s Back" となっているのは、この CD(↓)で、バッハのイギリス組曲の最新録音が入っている。
♪ J.S. Bach: English Suite No. 1 in A Major, BWV 806 - 1. Prélude
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✏️ヴラディーミル・アシュケナージ、4年振りとなる新録音!J.S.バッハ:イギリス組曲第1番~第3番、他[2枚組UHQCD X MQA-CD](Tower Records)
「2017年のフランス組曲のリリース以来、4年ぶりとなる新作です」と書かれている。ただ、よく見ると、録音された時期は「2019年4月5日~7日」、つまり引退宣言前、来日ツアーをキャンセルする直前だ。
CD の紹介記事はコレ(↓)。
「2017年のフランス組曲のリリース以来、4年ぶりとなる新作です」と書かれている。ただ、よく見ると、録音された時期は「2019年4月5日~7日」、つまり引退宣言前、来日ツアーをキャンセルする直前だ。
なので、この CD のリリースが「復帰」を意味するかどうかは怪しい…(^^;)。
ちなみに、「20代のアシュケナージが世界的なピアニストとして名声を確立した1965年録音のピアノ協奏曲リマスター版」がカップリングされているとのこと。
次にご紹介するのはダニール・トリフォノフの "BACH: The Art of Life" というアルバム。
Tower Records の紹介記事(↑)にはこんな解説(↓)がある。
「バッハの最晩年の作品『フーガの技法』をはじめ、バッハの息子たちが書いた作品や、二人目の妻、アンナ・マグダレーナ・バッハに贈った音楽帳など、バッハの家庭に覗き込めるような選曲となっております」
また、「フーガの技法」については、「トリフォノフによる第14コントラプンクトゥス完成版」というのが収録されているそうだ。
バッハ:アート・オヴ・ライフ
下記音源が先行配信されているもの。
《ネットでヴェルビエ音楽祭 Virtual Verbier Festival 楽しめる ♪》
…なので、早く YouTube か Spotify で聴けるようにならないかと楽しみだ ♪
✏️モーツァルト&コンテンポラリーズ [UHQCD x MQA-CD](Tower Records)
モーツァルト、および彼と同時代の作曲家、ハイドン、C.P.E.バッハ、ガルッピ、チマローザの作品を、オラフソンの得意とする独創的なプログラミングによって構成している。
ちなみに、バルダッサーレ・ガルッピ(Baldassare Galuppi、1706 - 1785)は、ヴェネツィアの作曲家で、オペラ・ブッファの作曲家として有名な人らしい。初めて聞く名前だ。
新アルバムはコレ(↓)。
♪ Mozart: Piano Sonata No. 16 in C Major, K. 545 "Sonata facile" - II. Andante
♪ Cimarosa: Sonata No. 42 in D Minor (Arr. Ólafsson)
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♪ Cimarosa: Sonata No. 42 in D Minor (Arr. Ólafsson)
あと、ルドルフ・ブッフビンダー 3度目の『ベートーヴェン: ピアノ協奏曲全集』というのもちょっと気になった。録音は、2019年10月〜2020年10月。
✏️ブッフビンダー3度目のベートーヴェン/ピアノ協奏曲全集は名指揮者5人との共演![3UHQCD x MQA-CD](Tower Records)
ほぼ同時に『ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ全集』(これも 3度目)もリリースされるが、これは、2014年8月のザルツブルク音楽祭でのライヴ録音。
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