ん? Milosz Magin(ミロシュ・マギン)って誰? ピアノ協奏曲第3番ってどんな曲?…と思って、早速 YouTube を見たら、何と! リュカ・ドゥバルグの弾く「ピアノ協奏曲第3番」があるではないか ♪ これが、素晴らしかった…(^^)♪
ミロシュ・マギンは、ポーランドの作曲家・ピアニストで、1929年生まれ、1999年に亡くなっているので「現代作曲家」と言っていいだろう。
このピアノ協奏曲も「現代」的な響きを持っている。…のだが、何というか素直に聴く者(少なくとも私…)の感性に音楽が直接届いてくる。
激しさと美しさの両方を備えたダイナミックかつメロディアスな(その旋律の美しいこと!)素晴らしい曲・演奏だと思う ♪ 久しぶりに心が揺さぶられる音楽を聴いた…。
コレ(↓)がその演奏。素人の撮影のようなので、音質はあまりよくないが、そんなことがまるで気にならないくらいの熱演だ ♪ クレメラータ・バルティカ(Kremerata Baltica)という室内オーケストラとの共演。
ミロシュ・マギンはピアニストとしても活躍した人で、「20世紀のショパン」と言われることもあるようだ。マギンの弾くショパンはあとで聴いてみようと思う。
ただ、この(↓)「ショパン:ピアノ作品集」の紹介記事(✏️Comp.piano Works: Magin)には、「コルトーも真っ青の新鮮なよろめき具合(?)の中に、ショパン作品特有のリズムの冴えを生かしたというユニークなもの」という解説もあり、ちょっと不安…(^^;)?
マギンが作曲したピアノソロ曲も気になるが、YouTube でいくつか聴いた範囲では、お気に入りになりそうな曲はとりあえず見つからなかった。
なので、まずはこのピアノ協奏曲第3番をお気に入り《現代ピアノ曲🧡》に入れておこうと思う…(^^)♪
ちなみに、別のコンサート?で弾いたと思われるアンコールの曲(↓)もちょっといい ♪
いくつかの記事から、ミロシュ・マギン(Milosz Magin、1929-1999)のプロフィールを簡単にまとめておく。
ポーランド、ウッチの生まれ。ワルシャワのショパン・アカデミー在学中から演奏活動を開始。1950年代後半から、ショパン・コンクール、ロン・ティボー・コンクール、ビアナダモッタ・コンクール等で入賞。
1955年の第5回ショパンコンクールには、ポーランドから選ばれた精鋭 8名の一人として参加し、優秀賞受賞。このときの優勝はハラシェヴィチ、第2位はアシュケナージ。
1960年にフランスに帰化した後、ジャン=マルク・ルイサダを教えている。
1963年、自動車事故で左手首に怪我をしたが、見事な回復力により、1968年からDECCAにショパン作品の録音を開始。
また、治療期間中から作曲に再び取り組むようになり、以後、生涯に渡って、ヴィルトゥオーゾ的な4つのピアノソナタや2つの交響曲、バレエ、オーケストラ作品、歌曲、ピアノ、ヴァイオリン、チェロなどの協奏曲を書き上げた。
1985年、妻のイダリア・マギンとともにミロシュ・マギン国際ピアノコンクールを設立。
1999年、演奏旅行中のタヒチ島で亡くなった。遺体はパリのショパンの墓のすぐそばに埋葬されている。
主な出典記事は下記。
✏️Comp.piano Works: Magin(HMV)
✏️[仏DECCA] ショパン:Pf協奏曲1番Op.11, .マギン:Pf協奏曲3番(ETERNA TRADING)
✏️ミロシュ・マギン「MILOSZ MAGIN」(kobakoshiブログ)
ルカくんの Facebook 記事には、ミロシュ・マギンの娘さん Margot Magin とのツーショット(↓)が載っている。
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