2020年10月30日金曜日

▼ベートーヴェン:ソナタ31番そろそろ第3楽章全体の通し練習?

練習にあまり進展がないと、この近況報告記事の間隔も間延びするようで…。ふと気がつくと、前回報告から 10日近くが過ぎていた…(^^;)。

状況はあまり変わらず、第3楽章の「フーガ2」を中心にもがいている。「もがき方」としては、何とか弾けるように(指が迷わず間違わず次に行けるように)というのと、そのためにも暗譜しなくては!という二つの同時進行だ。

でも、すぐに 11月だ…😬!




一応、練習の状況を確認しておくと…。

難関その1、Meno allegro. から始まる苦しみの連鎖?みたいなところ(↓)。ここは少しは進歩していると思う。少し遅めのテンポだが、ある程度、迷わずに弾ける感じにはなってきた。暗譜もほぼ出来てきたが、「ちゃんと弾ける」まではまだまだ…だ。

何が問題か?少し考えてみたのだが、もしかすると「どう弾くのか」というイメージがはっきりしてないせいもあるのじゃないか?と思い始めた。

この辺りは、今ひとつベートーヴェンの気持ちが理解できてない…(^^;)?…ような気がする。もう一度、プロのピアニストの演奏を聴き直してみようか…と考えている。




もう一つの最後の難所(↓)であるが、ここはやはり楽譜を見る余裕がないので、「暗譜」することを優先して練習している。80%くらいは覚えたが、あとの 20%がなかなか…。

それと、左手の伴奏がある程度のテンポで弾けるようになってから、今度は右手の問題が目立ってきた。

遅いテンポのときは、次の和音は何だっけみたいな感じで、単に和音がいくつか連なっているという感覚でしか弾いてなかったようなのだ。これが少しテンポが上がってくると、本来の右手の旋律がちゃんと弾けてないことが露わになってしまう…(^^;)。

とりあえず、右手の片手練習などを始めたところである。




もう一つ課題があって、この辺りは最後の 7小節の ff に向かって少しずつ段々と盛り上げていくところなのだが、隣の部屋で聴いていたカミさんから「最初からずっと ff に聴こえる」と言われてしまった。…で、最後は息切れ…(^^;)。

強弱記号を確認してみたら、172小節目に cresc. と "poi a poi più moto" が書いてあって、そのすぐ後に f が二つほどあるだけで、あとは 207小節目の ff までは sf が所々にあるだけで、何も指示がない。

こういう場合は、自分で区切って(階段状でもいいから)少しずつ強くしていかないと難しいとのこと。楽譜に段々大きくなる丸を書いておくのもいいらしい(子供には…)。

f-1 、f-2 、f-3 、f-4 、f-5 、…みたいな記号でも発明するか…(^^;)?


…ということで、なかなか「フーガ2」の出口が見えないのだが、そろそろ第3楽章の通し練習をやりたい気持ちが強くなってきた。

11月の声を聞くと、あと 2か月もあるとは思えなくて、あと 2か月しかないので何とかしなくっちゃ、大掃除の準備も始めなくちゃ…などと気持ちが年末モードへ向かうのだ。

元々は、11月から全楽章の通し練習…と思っていたのだが、それは既に無理なので、11月は第3楽章の通し練習、で 12月から全楽章の通し練習…を目指してみるか…(^^;)?

まぁ、ゴールはあるようでない、自分の実力でこの曲がどの程度弾けるのかという「実験」みたいなものでもあるので、やれるところまで頑張るしかないだろう…😁

0 件のコメント: