仕方がないのですぐに帰宅して、ワルシャワで行われている"Master Recital" の様子をチェックしてみた。エリック・ルーのリサイタルが、日本時間で今朝の 2時半頃からライヴ配信された筈で、そのアーカイヴがあるかどうか確認したかったのだ(↓)。ところが…
公式サイトを見ると、思わぬニュース記事が目に入ったのだ。「キャンセル」と書いてある! 理由は、ヨーロッパのどこか(エリックがいる場所)での直近の移動制限らしい。
9月下旬に追加されたリサイタルが、1週間ちょっとで、コロナのために公演直前にキャンセルになるなんて…。
ヨーロッパの人たちは真面目にマスク着用とソーシャル・ディスタンスと手洗い・消毒を励行して欲しいものだ。マスク義務化反対のデモなんかやってる場合じゃないだろ…😤!
…で、ケイト・リウは大丈夫かな?と思ってニュースの一覧を見ていたら、こんなもの(↓)を発見した。(ケイト・リウのリサイタルはまだ残っていた ♪)
"Google Arts & Culture" というのを利用して Fryderyk Chopin Institute が作ったコンテンツ "Stay at home with Chopin" の紹介のようだ。日本語表記もできる。
見てみると、ショパンの時代の貴族のサロンでの演奏会と現代(コロナ時代?)のネットを通じた演奏会の類似点を、「ソーシャル」(社会的コミュニケーション)という切り口で語っている?…という感じの内容だ。ちょっとだけ面白い。
たしかに、昔のクラシック音楽(当時は「現代音楽」)は、貴族などの社交文化と切り離せないものだったのだろう。現代においても、新しく生まれた音楽がリアルやネットでの新しい「ソーシャル」とつながって盛り上がればいいのに…と思う…(^^)♪
他にも、ショパン国際ピアノコンクールの歴史(2010年まで)を振り返る「写真アルバム」みたいなコンテンツとか、ショパンの伝記を写真や自筆譜(+音源)で構成したコンテンツがあって(↓)、こちらは英語表記だけのようだが、なかなか充実した内容だ。
エリック・ルーのリサイタルの代わりにはならないが、しばし楽しめた ♪ ちなみに、これ(↓)は、2010年第16回コンクールの審査員団の記念写真。
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