2020年10月2日金曜日

▼ベートーヴェン:ソナタ31番第3楽章「フーガ2」を始めることに

ベートーヴェンのピアノソナタ第31番、第3楽章の 2ラウンド目、前回報告に書いたように、「フーガ1」がほとんど弾けてなかったので、この 1週間ほどは「暗譜」より「弾けるようになること」に力点を置いて練習した。

その結果、ある程度は進歩したのだが、なかなかスッキリと弾けるまでには至らない。少し時間がかかりそうなので、今日からは思い切って「フーガ2」にも取り組むことにした。




「フーガ2」の方も「フーガ1」と同じように、というか、それ以上に「弾けない」状態にあることは自信を持って断言できる…(^^;)。

1ラウンド目の終わりでも、ある意味「見切り発車」的に、つまり十分弾けてないのに、次(2ラウンド目)に進んでしまったので…。

《▼ベートーヴェン:ソナタ31番 折返し地点まで来たが…》


で、心配性の私としては、10月「嘆きの歌2」、11月「フーガ2」という計画では年内に終わるかどうか不安なので、「フーガ2」を少し早めに開始することにしたという訳…。

幸い「嘆きの歌2」は 9月途中から、気晴らし?も兼ねて少しずつ弾いていたので、半分くらいは暗譜もできている。

逆に、「嘆きの歌1」は暗譜はほぼ出来ているものの練習量が足りてなくて、十分に弾けるようになっていない。「嘆きの歌」は 1も 2も、一番の課題は左手伴奏なので、この二つは合わせて練習しようと思っている。


…という訳で、10月の練習メニューはちょっとややこしくなる。

  • フーガ1:弾けない所の練習+暗譜(継続)
  • フーガ2:まずは何とか弾けるように
  • 嘆きの歌1/2:左手伴奏+暗譜

まぁ、こんな感じで、「嘆きの歌1/2」はできるだけ早めに修了して、次に「フーガ1」も 10月末までには終わらせて、11月には「フーガ2」に集中できるようにしたい。

…というふうに予定通りに進むといいな…(^^)♪


ちなみに「嘆きの歌」で「感情表現」ができないとか、「表現技術」が足りないことを痛感する…といったことを前回ちょっと書いたのだが…。

当面は、無理に「表現しよう」などと考えずに、ベートーヴェンが書いた楽譜をできるだけ忠実にたどるような練習をしようかと思い始めた。

以前、誰かが(たぶんプロのピアニストが)、「嘆きの歌」のような曲については、極力感情表現を抑えて、淡々と弾き進めた方が、結果としていい感じの、説得力のある表現ができることがある…みたいなことを書いているのを思い出したのだ。

なので、まずは「楽譜通り」に弾けることを優先しようと思う。まぁ、その「楽譜通り」も poco cresc. とか dim. とか考えると、決して簡単なことではないのだけれど…。

それに「嘆きの歌2」には、この「スタッカーティシモ付き32分音符+32分休符+次の音」あたり(↓)のように、未だにどう弾いていいのか分からない箇所もあるし…(^^;)。




…ということで、今年もあっという間に 10月となり、残すところ 3ヶ月。

この曲を始めるときに、1年間も一つの曲を飽きずに練習できるかな〜?…と思っていたのだが、その心配はどうも「杞憂」に終わりそうで、飽きるヒマもないほど「難所」や「課題」に追い回された 1年になりそうだ…(^^;)。

それはそれで、ある意味「充実した」?時間と言えるかもしれないが、少なくとも「自己満足」できるレベルに仕上がれば…ということだろう。

それは、あと 3ヶ月の頑張り(と幸運?)にかかっている…😅?



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《練習記録》


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