2020年10月21日水曜日

▼ベートーヴェン:ソナタ31番第3楽章「フーガ2」順調!?

最初に謝罪!タイトルに偽りあり。これは、練習が順調に進むといいなぁ〜という「願望」に過ぎなくて、「フーガ2」の「四苦八苦」は今も継続中である…(^^;)。

現在、ベートーヴェンのピアノソナタ第31番、第3楽章の練習 2ラウンド目で、2つのフーガを中心に鋭意努力中であるが、なかなか進歩がない。とくに「フーガ2」は苦しい…。

ただ、この苦労も想定内なので、予定通りという意味では「順調」なのかも…(^^;)?




…で、練習の状況は?

まず、難関その1、Meno allegro. から始まる苦しみの連鎖?みたいなところ。ちゃんと弾けることと暗譜することを半々くらいで意識しながらやっている。

ここは、"meno"(より少なく)アレグロなわけだから、少しゆっくり目に弾くことにした。ゆっくり、しなやかに、でも確実に…みたいな気持ちで…。確実に間違わずに弾けること優先で。

まぁ、私の場合 "Meno Adagio" くらいになってしまいそうだが…(^^;)。




ところで、上の楽譜の少しあと、172小節目に書いてある速度記号(↓)で勘違いしているのを見つけた。今さらながら…であるが…(^^;)。

前回、この箇所についての記事を書いたときに "poi a poi più molto" と思っていたのだが、よく見ると "poi a poi più moto" だった。"molto" でなくて "moto"。

"con moto"(動きをつけて)などで使われる "moto" なので、ここは「少しずつより一層動いて」みたいな意味になると思われる。

速さというより動き? 私のレベルでは結果的にはあまり変わらないかも知れないが…?

ところで "più molto" はそもそも変だ。"più"(より多く、さらに)"molto"(非常に)だと、肝心の形容詞がない! 勘違いするなら "più mosso"(さらに速く)だろう…(^^;)!




練習状況にもどって…。最後の難所(↓)であるが、ここの左手は以前に比べると少しは速く弾けるようになってきた。とはいえ、まだまだ足りないが…。

ここはテンポが速いので、やはり「暗譜ファースト」?で行こうと思い始めた。暗譜をしないで、楽譜を見ながらだとテンポが上がらないのだ。

実は、左手だけは暗譜している。ここは 1ラウンド目の練習でもかなり左手だけの部分練習をやったので覚えてしまったのだ。ところが、それに右手が追いつかない、…というより覚えてないので楽譜を見ながらで遅くなってしまうのだ…(^^;)。

…ということで、ただ今、鋭意「暗譜」努力中 ♪




…といった感じで、我ながら一つの曲をよくも飽きずに練習できるなぁ〜と少し感心?している。この曲の練習を始めて、もう少しで 10ヶ月になる。

まぁ、その割には…というのは置いておいて、現在の心配は第1楽章・第2楽章の「暗譜」はどうなっているのかな?ということだ。

第3楽章を始めた頃は、第1〜2楽章の通し練習もやっていたのだが、今はそんな余裕はない…。暗譜が蒸発しているのを確認するのが怖くて、しばらく手をつけてない…(^^;)。

もともとの心づもりでは、12月になったら全体の通し練習で、私なりの「仕上げ」に入ろうと思っていた。…ので、12月になってから考えることにしよう…😓

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