来年 2020年はベートーヴェンの生誕250周年ということで、ピアノの上級者であれば、ベートーヴェンの全ピアノソナタを弾く、といった目標を立てたりするのだろうか?
私の場合、弾くのは無理なので、聴く方でちょっと頑張ってみようかと思ったりしている。つまり「全作品を聴いてみようか」などと途方もないことを…(^^;)。
上の写真は、今年11月にドイツグラモフォン が出した「生誕250周年記念、CD・DVD・BDAの123枚組BOX限定盤」の『ベートーヴェン新大全集』のボックスである。
これを買ってもいいのだが、演奏者とかオーケストラとかを選びたいので、いつも通り YouTube と Spotify を駆使して…ということになるだろう。
ところで、ベートーヴェンの「全作品」というのは一体いくつあるのか? いろいろ探してみたがよく分からない。
そこで、上のような「全作品CD集」をいくつか(何種類も出ている)見ていたら、「楽聖ベートーヴェンが遺した全748作品」という説明があるものを見つけた。
とりあえずは、この「748作品」というのを信じて…、そうであれば 1年間で全曲聴こうと思えば、1日に 2曲ずつ聴けば「完全制覇!」ができるわけだ…(^^)♪
ベートーヴェンの作品リストも探してみた。一番使えそうなのが、楽譜でいつもお世話になっている IMSLP の下記ページ。
✏️List of works by Ludwig van Beethoven
Op.(作品)番号順に並んでいて、そのあとに作品番号のついてないものが WoO 番号や Hess 番号の順番で並べてある。しかも、曲名から演奏や楽譜へのリンクも付いている。
これによると、作品番号の一番大きいのは Op.138。WoO は 205 番まである。
ジャンル別に見るときは英語版の Wikipedia(↓)がよさそう。
✏️List of compositions by Ludwig van Beethoven
作曲年代順に聴いてみたい、という気持ちもあるので、その場合はこのページ(↓)が参考になりそうだ。これを見ると相当に入り組んで?いて、作品番号の順番とはかなり違っているのがよく分かるが、このリストを使いこなすのはちょっと大変そう…。
✏️Beethoven Reference Site
…と調べてみたものの、来年の目標にするかどうかはまだ未定…。
そもそもこんなことを考えたのは、ピアノ曲以外のクラシック曲ももっと聴きたい、もっと知りたい…といつも思いつつ、なかなか交響曲や室内楽や声楽を聴く機会が増えないので、こんなやり方もあるかな?…と思った次第。
「全作品」が無理そうな場合は、「作品番号が付いているもの全部」とか「ピアノが含まれる作品全部」などという選択肢もあるかも知れない。
まぁ、来年の目標を決めるのはもう少しあとなので、一つの案として温めておこう…(^^)。
おまけ。ちなみに、プロのピアニストの何人かはベートーヴェンのピアノソナタの全曲演奏を、すでにやったり(フランソワ=フレデリック・ギィ等)とか計画したりしている。
ギルトブルグみたいに、これまでに弾いたことがないから 1年かけて練習して全曲録音しよう(《ギルトブルグ、ベートーヴェンのピアノソナタ全曲に取り組む!♪》)という人もいれば、リフシッツ みたいに、日本での「スタンプラリー」(↓)を企画している人も…。
《2020年リフシッツのベートーヴェン・スタンプラリー!?》
ベートーヴェンが好きな私にとって、2020年は面白い年になりそうだ…(^^)♪
【関連記事】
《2020年リフシッツのベートーヴェン・スタンプラリー!?》
《ギルトブルグ、ベートーヴェンのピアノソナタ全曲に取り組む!♪》
《ベートーヴェンのピアノソナタ全曲録音した女性ピアニストは?》
0 件のコメント:
コメントを投稿