2024年9月17日火曜日

ポリーニ、最後のアルバムはシューベルト、息子ダニエレとの共演

今年 3月、82歳で亡くなったマウリツィオ・ポリーニの最後の録音(2022年6月)が CDアルバムとなってグラモフォンより 10月にリリースされることになった。

息子であるダニエレと共に弾いた「4手のための幻想曲 ヘ短調 D.940」を含む、シューベルトの作品を収めたアルバムになっている。




2024年9月16日月曜日

リーズ国際ピアノコンクール Semifinal:牛田智大くんのシューベルト良かった ♪

リーズ国際ピアノコンクール、牛田智大くんは第2ラウンドを無事通過して、セミファイナルの演奏が始まった。昨夜のライヴ配信のアーカイヴを今朝になって聴いた。

シューベルトのピアノソナタが素晴らしかった。ファイナリストは確実だと思う ♪ まぁ、他のコンテスタントを聴いてないので、100% の確信があるわけではないが…(^^;)。



2024年9月15日日曜日

▼モーツァルト K.394のフーガ:部分練習苦戦中、テーマを際立たせたい

モーツァルトの「幻想曲とフーガ ハ長調 K.394」のフーガ、練習開始から 4週間経った。進捗が芳しくないと、この「近況報告」も滞りがちになるようだ…(^^;)。

部分練習を始めてから 10日以上経つが、10日分の進歩は今ひとつ感じられず、あちこちで引っかかりながら苦戦している。指使いはほぼ確定したが、指が滑らかには動かない。

もうしばらく「四苦八苦」状態、我慢の期間が続くのだろう…。



2024年9月14日土曜日

Mozart ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」K.537:謎の人気曲?内田光子さんもピリスさんもいい ♪

モーツァルトのピアノ協奏曲、今日はピアノ協奏曲 第26番 ニ長調 「戴冠式」 K.537。

自身の「予約演奏会」のために 12曲ものピアノ協奏曲を量産したウィーンでの人気絶頂期(1784〜1786年)が過ぎて、1年以上経って完成した作品。

 自作目録には 1788年 2月24日に記入されているが、1787年初め頃から作曲されていたという説もあるようだ。演奏機会が来るまで途中で放置されていたのかも…(^^;)?

演奏回数では 24番20番23番に続く第4位という人気曲だが、録音回数では第12位となっており、専門家や愛好家の間で評価も分かれる…謎?の多い作品でもある。



2024年9月13日金曜日

リーズ国際ピアノコンクール始まった、牛田智大くん順調なスタート ♪

リーズ国際ピアノコンクールの本選(第2ラウンド〜)が一昨日から始まった。

ライヴ配信がちょうど私の就寝時間帯と重なるので、眠くなるまで聴いている。昨夜は丸山凪乃さんの途中まで(失礼…(^^;)…)聴いて、今朝は牛田智大くんのアーカイヴを聴いた。

日本からはこの二人だけなので、応援しようと思っている。



2024年9月12日木曜日

ピリスさん「高松宮殿下記念世界文化賞」受賞、おめでとう!♪

今朝はとても嬉しいニュースを見つけた。

私のお気に入りピアニストの中でも「神クラス」の一人であるピリスさん、マリア・ジョアン・ピレシュ(Maria João Pires、ポルトガル、1944 - )さんが 高松宮殿下記念世界文化賞(音楽部門)を受賞された…というニュース ♪

✏️第35回 高松宮殿下記念世界文化賞 受賞者 発表 / 第27回若手芸術家奨励制度 発表


Photo: Shun Kambe

2024年9月11日水曜日

Mozart ピアノ協奏曲第25番 K.503:ベートーヴェン「運命」に繋がる曲?ダヴィッド・フレイがいい ♪

モーツァルトのピアノ協奏曲、今日はピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K.503。

モーツァルトは、自ら企画したウィーンでの「予約演奏会」のために 3年間にわたって 12曲ものピアノ協奏曲を量産した(1784年:14〜19番、1785年:20〜22番、1786年:23〜25番)。その最後の作品となるのがこの第25番である。

記録にはないが、トラットナー邸での降臨祭コンサート(1786年12月 5日)で、交響曲ニ長調「プラハ」とともに演奏するために作曲したと思われる。完成したのはその前日。



2024年9月4日水曜日

▼モーツァルト K.394のフーガ:部分練習に入ったが、指が迷いながら苦労の連続…(^^;)

モーツァルトの「幻想曲とフーガ ハ長調 K.394」のフーガ、練習開始から 2週間ちょっと。譜読みを終えて一応部分練習に入っている。「一応」というのは指使いが部分的に未確定のため。

フーガなので指使いが難しい上に、中声部を右手で取ったり左手で取ったりするので苦労の種(タネ)には事欠かない。あちこちで指が迷っている…(^^;)。



2024年9月3日火曜日

Mozart ピアノ協奏曲第24番 K.491:上演回数 1位、短調の名曲、様々なピアニストの名演奏 ♪

モーツァルトのピアノ協奏曲、今日はピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491。

この作品はモーツァルトのピアノ協奏曲としては珍しい短調の曲(第20番 ニ短調 K.466 とこの第24番だけ)。第20番よりさらに激しさ・悲壮感を増したものになっていて、当時の聴衆(貴族など)の社交的な趣味からは遠ざかっている。

ただ、現在では人気作品の一つになっている(録音回数 5位、上演回数 1位)。

作曲時期は、第23番とほぼ同時期の 1786年 3月 24日、オペラ「フィガロの結婚」が完成する直前である。予約演奏会用として書かれ、4月にブルク劇場で演奏されたと思われる。