2024年8月30日金曜日

Mozart ピアノ協奏曲第23番 K.488:お気に入りの名演奏が多すぎて困る名曲 ♪ 一番は…

モーツァルトのピアノ協奏曲、今日はピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488。

この作品の作曲時期は「自作目録」によると 1786年 3月 2日、オペラ「フィガロの結婚」の完成直前のことである。春の予約演奏会のために第24番とほぼ同時期に作られた。

人気作品(録音回数 2位、上演回数 3位)ではあるが、それにしても実に多くのピアニストが弾いている。



2024年8月29日木曜日

Mozart ピアノ協奏曲第22番 K.482:木管楽器が活躍する美しい第2楽章 ♪ バレンボイム!♪

モーツァルトのピアノ協奏曲、今日はピアノ協奏曲 第22番 変ホ長調 K.482。

作曲されたのは 1785年12月16日。年末の予約演奏会のために急いで作られた。この頃、すでに歌劇「フィガロの結婚」が書き始められていた。

個人的にはあまり聴き覚えがない。《モーツァルトが作曲したピアノ協奏曲はいくつ?》で見ると、演奏回数・録音回数とも 10位になっているので、20番台のピアノ協奏曲の中では演奏機会は少ないようだ。それでも多くのピアニストが録音している。



2024年8月28日水曜日

▼モーツァルト K.394のフーガ:曲全体の把握も含め譜読みに時間がかかっている…

モーツァルトの「幻想曲とフーガ ハ長調 K.394」のフーガ、練習開始から 1週間ほど経つが、まだ譜読みが完全には終わっていない。

それなりに長い(4ページ)ので、全体の構成がつかみきれていないのと、フーガなのでやはり指使いを決めるのが大変だ…(^^;)。



2024年8月25日日曜日

モーツァルトのピアノ協奏曲のカデンツァあれこれ、奥が深い ♪

モーツァルトのピアノ協奏曲第21番の聴き比べでは、色んなピアニストが自作のカデンツァを弾いていて、なかなか面白かった。

そう言えば、楽譜(スコア)ではこの「カデンツァ」はどう書かれているのだろう?…という疑問が湧いた…ので調べてみた。


2024年8月24日土曜日

トリフォノフの新譜 My American Story: North 面白そう ♪ アメリカ人になった Daniil Trifonov?

ダニール・トリフォノフの新譜が発表された。本人が「人生のほぼ半分を過ごした場所から生まれた音楽」と語る CD 2枚組のアルバム。

ガーシュウィンの「協奏曲へ調」とトリフォノフのためにメイソン・ベイツが作曲した「ピアノ協奏曲」を軸に、ジャズ、モダニズム、ミニマリズム、ポピュラー・サウンドトラックなど、アメリカのピアノ作品を通して、トリフォノフの「アメリカン・ストーリー」を辿るアルバムとなっている。面白そう ♪ 10月 4日発売予定。

💿My American Story: North/ Daniil Trifonov


2024年8月23日金曜日

Mozart ピアノ協奏曲第21番 K.467:最も美しい第2楽章、ピアニスト達の多彩なカデンツァの競演 ♪

モーツァルトのピアノ協奏曲、今日はピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467。

作曲されたのはピアノ協奏曲第20番の 1カ月後。そして前作同様、今回も初演前日の完成…。この短い期間に、しかも多忙な時期に、革新的でかつ完成後の高い 2つの協奏曲を立て続けに作れるモーツァルトはやはり天才…(^^;)!



2024年8月21日水曜日

Mozart 幻想曲とフーガ K.394:バッハのフーガ研究の成果として唯一のピアノ曲?

今回練習することにしたモーツァルトの「幻想曲とフーガ K.394」であるが…。

選曲に当たっていくつかの演奏を聴いたのだが、ピアニストによる違いが面白かったので、今順番に聴き比べをしているピアノ協奏曲の記事と同じようにまとめてみることにした。




2024年8月20日火曜日

▼次のピアノ練習曲はモーツァルトの「幻想曲とフーガ」K.394 のフーガに挑戦 ♪

モーツァルトのピアノソナタ第 3番第 2楽章の練習を終わって、もう 1曲くらいモーツァルトをやろうかと、ウチにあった古い楽譜、春秋社の『モーツァルト集 3 (世界音楽全集ピアノ篇) 』で変奏曲を試し弾きしていたのだが、変奏曲はやはり難しい。

で、この中にあった「幻想曲(前奏曲)とフーガ ハ長調 K.394」がちょっと面白いかな?…と思ったのだが、幻想曲の方はとても歯が立ちそうもない。

…ので、このフーガに挑戦することにした。これも難しそうだが、モーツァルトの作ったフーガに興味が湧いてきたので、まぁ、何とかなるだろう…(^^;)?



2024年8月19日月曜日

2024年8月17日土曜日

▼モーツァルトのソナタ第3番第2楽章:一応修了 ♪ もう一曲モーツァルトかな?

モーツァルトのピアノソナタ第3番 K.281 の第2楽章 "Andante amoroso" の練習を始めてから 1カ月。課題のトリルもそれなりに(始めた時から比べると…)弾けるようになってきたし、とりあえず修了ということにした。



2024年8月15日木曜日

Mozart ピアノ協奏曲第19番 K.459:ポリーニ*ベーム*ウィーンフィル、極め付けの名演奏 ♪

モーツァルトのピアノ協奏曲、今日はピアノ協奏曲 第19番 ヘ長調 K.459。

モーツァルトが 6曲のピアノ協奏曲(第14番〜第19番)を量産した 1784年に書かれた最後のピアノ協奏曲。1790年、レオポルト2世の戴冠式を祝して催された演奏会で、モーツァルトが第26番「戴冠式」と共に演奏したため、「第2載冠式」と呼ばれることもある。

個人的にはこの辺りから、聴き覚えのある曲になってくる。ポリーニの素晴らしい演奏は、若い頃にアナログ・レコードで聴いているかも知れない。



2024年8月13日火曜日

アルゲリッチが録音したモーツァルトのピアノ協奏曲、意外と少ない

このところ、モーツァルトのピアノ協奏曲を順番に聴いている。前回はピアノ協奏曲 第18番 変ロ長調 K.456 で、アルゲリッチの演奏を聴いて感激した(↓)。

《Mozart ピアノ協奏曲第18番 K.456:アルゲリッチの名演奏、貴重な録音 ♪》

…のだが、実はアルゲリッチはモーツァルトのピアノ協奏曲をあまり録音(演奏)していない。ピアノソナタも少ないようなのだ。



2024年8月10日土曜日

Mozart ピアノ協奏曲第18番 K.456:アルゲリッチの名演奏、貴重な録音 ♪

モーツァルトのピアノ協奏曲、今日はピアノ協奏曲 第18番 変ロ長調 K.456。

6曲のピアノ協奏曲(第14番〜第19番)を量産し、ウィーンで大人気の演奏会で大忙しだった 1784年に書かれた。自作目録によると、完成したのは、のちに「フィガロ・ハウス」と呼ばれることになる新しい住居に引っ越した翌日(1784年 9月30日)のようだ。

アルゲリッチが 32歳のときに録音した貴重な音源が残っている。素晴らしい名演 ♪



2024年8月8日木曜日

▼モーツァルトのソナタ第3番第2楽章:通し練習と部分練習の同時進行?

モーツァルトのピアノソナタ第3番 K.281 の第2楽章 "Andante amoroso" の練習を始めてから 3週間。1週間ほど前に無理やり?通し練習を開始して、その結果、弾けてない箇所がはっきり分かるようになり、そのところを部分練習する…というパターンが続いている。



2024年8月7日水曜日

Mozart ピアノ協奏曲第17番 K.453:モーツァルト最高峰のピアノ曲の一つ、アンデルシェフスキの名演奏 ♪

モーツァルトのピアノ協奏曲、今日はピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453。

モーツァルト自身が「大協奏曲」と呼んだ 3曲のピアノ協奏曲(第15番〜第17番)の一つ。ウィーンでの人気絶頂の 1784年に書かれた。

モーツァルト自身も高く評価していたと思われるこれらのピアノ協奏曲の連作中で、このト長調協奏曲は最も美しいと後世の評価も非常に高い。



2024年8月6日火曜日

真央くんの「きらきら星」は予告編?→ドホナーニ「きらきら星の主題による変奏曲」N響と共演

N響の 2024-25 シーズンのプログラムが発表されていたので内容を見ていたら、藤田真央くんがドホナーニの「童謡(きらきら星)の主題による変奏曲 作品25」という曲を演奏する…というのを見つけた。

もしかして、モーツァルトの「きらきら星変奏曲」を今年のプログラムに入れているのは、これの予告編だったのか…(^^;)?

✏️Cプログラム 定期公演2024-25シーズン(N響)

2024年8月5日月曜日

藤田真央くん「きらきら星変奏曲」の名演奏@ヴェルビエ音楽祭 ♪

昨夜は藤田真央くんのヴェルビエ音楽祭でのリサイタルを堪能した ♪ グリーグ、セヴラック、ショパン、プロコフィエフ、モーツァルト、シューマンという意欲的なプログラムで、真央くんの色んな面を楽しむことができた。

中でも素晴らしかったのがショパンとモーツァルト。とくにモーツァルトの「きらきら星変奏曲」はこれまでに聴いた中で最高の演奏ではないかと思った ♪



2024年8月2日金曜日

Mozart ピアノ協奏曲第16番 K.451:ラルス・フォークトとの再会、リーズ・ドゥ・ラ・サール見直した ♪

モーツァルトのピアノ協奏曲、今日はピアノ協奏曲第16番 ニ長調 K.451。

モーツァルト自身が「大協奏曲」と呼んだ 3曲のピアノ協奏曲(第15番〜第17番)の一つ。規模も大きく難易度も高い。ウィーンでの人気絶頂の 1784年に書かれた。

当時モーツァルト夫妻が住んでいた館、トラットナーホーフのカジノにおける「予約演奏会」で自身が初演している。ステージ上の得意満面のモーツァルトが見えるようだ ♪



2024年8月1日木曜日

▼モーツァルトのソナタ第3番第2楽章:なぜか停滞気味なので無理やり通し練習に…

モーツァルトのピアノソナタ第3番 K.281 の第2楽章 "Andante amoroso" の練習を始めてから 2週間。最初の頃は順調だったのだが、このところ何故か停滞気味…(^^;)?