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2024年9月30日月曜日

Schubert ピアノソナタ第1番 D 157:18歳の作品、すでにシューベルトらしさも…

シューベルトのピアノソナタ全 21曲を順番に聴いていく…というのを開始した。今日は第1番 ホ長調 D 157。シューベルト 18歳のとき(1815年)の作品。

初期ソナタは未完のものも多く音源が少ないのでは?…と心配したが、どうも杞憂だったようで、いい演奏をいくつも見つけた ♪



2024年9月29日日曜日

シューベルトのピアノソナタ「全集」を録音しているピアニストたち

昨日の記事《シューベルトのピアノソナタ、全体像を把握したい…21曲中10曲は未完?》に続いて、ピアニストたちが録音しているシューベルトの「ピアノソナタ全集」がどういう構成・内容になっているか、ざっと調べてみた。

下記は主なピアニストの「全集」に含まれる曲目の一覧表である。なお、「全集」と銘打っていない「ソナタ集」も色々あるが、舘野泉、ラドゥ・ルプーのものを参考に載せた。「No.」のリンク先はその作品の解説記事(おすすめの演奏を含む)。


No.スコダシフレオンスカヤ内田光子バレンボイム舘野泉ルプー
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2024年9月28日土曜日

シューベルトのピアノソナタ、全体像を把握したい…21曲中10曲は未完?

モーツァルトのピアノ協奏曲全曲を聴き終えて、次はシューベルトのピアノソナタを聴くことにした。「後期ソナタ」以外はほとんど聴いたことがないので、全21曲を順番に…。

ところが、シューベルトのソナタは「未完」のものが多いことを思い出し、例えば楽譜や CD の「全集」というのはどうなっているのだろう?「未完」のものはどうなっているのだろう?…という疑問が湧いてきた。以下、その調査結果 ♪



2024年9月26日木曜日

モーツァルトのピアノ協奏曲で名演奏を聴かせてくれたピアニストたち

6月終わりにピアノ音楽鑑賞のテーマにモーツァルトのピアノ協奏曲を選び、そもそも何曲あるのかを調べ、1週間ほど前に 30曲(番号付き 27曲+K.107 の 3曲)を聴き終えた。

色んなピアニストの名演奏も見つかり、なかなかに楽しい時を過ごすことができた ♪ 初めて聴くピアニストはいなかったが、ベテランを含めて素晴らしい演奏が多かった。


《Mozart ピアノ協奏曲第27番 K.595:モーツァルト最後のピアノ協奏曲、ピリスさんの名演に浸る幸せ ♪》



2024年9月24日火曜日

▼モーツァルト K.394のフーガ:部分練習 phase 2 はテンポアップ ♪

モーツァルトの「幻想曲とフーガ ハ長調 K.394」のフーガ、練習開始から 1カ月と少し。部分練習からなかなか抜け出せず、通し練習はいつになるやら?…という状況である。

それでもやっとこの曲の面白さが分かってきて、「四苦八苦」状態ではあるが、苦しい訳ではなく結構楽しい ♪ で、さらに楽しくするために?…テンポを少し上げることにした。



2024年9月23日月曜日

Wigmore Hall 秋のピアノ音楽祭からお気に入りピアニストを探す

Wigmore Hall のサイトで "Autumn International Piano Festival" というのを見つけて、あまり馴染みのないピアニストの名前が結構あったので軽くチェックしてみた。

冒頭に載っている 5人の写真(↓)で誰だか分かったのは、ヨアフ・レヴァノンくんとレオンスカヤさんの二人だけ…。



2024年9月21日土曜日

リーズ国際ピアノコンクールはどこへ行くのか?

リーズ国際ピアノコンクール、ファイナリストに牛田智大くんの名前がなくなり、私のお気に入りになりそうなピアニストも見つからず、個人的には興味が半減してしまった。

…のだが、牛田くんの先生(ピオトル・パレチニ:Piotr Paleczny)の Facebook 投稿(後述)に対してエリック・ルーなどのピアニストも含めて 60以上のコメントがついているので、少し感想など書いてみたい。

その流れで、クラシック音楽界の男女格差?に一石を投じたはずの、今回のリーズの審査ルールに関しても…。



2024年9月19日木曜日

Mozart ピアノ協奏曲第27番 K.595:モーツァルト最後のピアノ協奏曲、ピリスさんの名演に浸る幸せ ♪

モーツァルトのピアノ協奏曲、今日はピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595。

モーツァルトが作曲した最後のピアノ協奏曲。完成したのは 1791年 1月 5日であるが、3年前に書かれた第26番「戴冠式」のすぐ後に書き始められたのではないかと言われている。

上演回数 6位、録音回数 4位なのだが、私の中では 1〜2位を争う位置付けかも ♪



2024年9月18日水曜日

リーズ国際ピアノコンクール、牛田智大くん残念!ファイナルに進めず…

リーズ国際ピアノコンクール、牛田智大くんは残念ながらファイナルには進めなかった。

個人的にはセミファイナルのシューベルトのソナタが気に入っていたので、ちょっと意外な気もする。…が、他のコンテスタントをほとんど聴いていないので何とも言えない。



2024年9月17日火曜日

ポリーニ、最後のアルバムはシューベルト、息子ダニエレとの共演

今年 3月、82歳で亡くなったマウリツィオ・ポリーニの最後の録音(2022年6月)が CDアルバムとなってグラモフォンより 10月にリリースされることになった。

息子であるダニエレと共に弾いた「4手のための幻想曲 ヘ短調 D.940」を含む、シューベルトの作品を収めたアルバムになっている。




2024年9月16日月曜日

リーズ国際ピアノコンクール Semifinal:牛田智大くんのシューベルト良かった ♪

リーズ国際ピアノコンクール、牛田智大くんは第2ラウンドを無事通過して、セミファイナルの演奏が始まった。昨夜のライヴ配信のアーカイヴを今朝になって聴いた。

シューベルトのピアノソナタが素晴らしかった。ファイナリストは確実だと思う ♪ まぁ、他のコンテスタントを聴いてないので、100% の確信があるわけではないが…(^^;)。



2024年9月15日日曜日

▼モーツァルト K.394のフーガ:部分練習苦戦中、テーマを際立たせたい

モーツァルトの「幻想曲とフーガ ハ長調 K.394」のフーガ、練習開始から 4週間経った。進捗が芳しくないと、この「近況報告」も滞りがちになるようだ…(^^;)。

部分練習を始めてから 10日以上経つが、10日分の進歩は今ひとつ感じられず、あちこちで引っかかりながら苦戦している。指使いはほぼ確定したが、指が滑らかには動かない。

もうしばらく「四苦八苦」状態、我慢の期間が続くのだろう…。



2024年9月14日土曜日

Mozart ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」K.537:謎の人気曲?内田光子さんもピリスさんもいい ♪

モーツァルトのピアノ協奏曲、今日はピアノ協奏曲 第26番 ニ長調 「戴冠式」 K.537。

自身の「予約演奏会」のために 12曲ものピアノ協奏曲を量産したウィーンでの人気絶頂期(1784〜1786年)が過ぎて、1年以上経って完成した作品。

 自作目録には 1788年 2月24日に記入されているが、1787年初め頃から作曲されていたという説もあるようだ。演奏機会が来るまで途中で放置されていたのかも…(^^;)?

演奏回数では 24番20番23番に続く第4位という人気曲だが、録音回数では第12位となっており、専門家や愛好家の間で評価も分かれる…謎?の多い作品でもある。



2024年9月13日金曜日

リーズ国際ピアノコンクール始まった、牛田智大くん順調なスタート ♪

リーズ国際ピアノコンクールの本選(第2ラウンド〜)が一昨日から始まった。

ライヴ配信がちょうど私の就寝時間帯と重なるので、眠くなるまで聴いている。昨夜は丸山凪乃さんの途中まで(失礼…(^^;)…)聴いて、今朝は牛田智大くんのアーカイヴを聴いた。

日本からはこの二人だけなので、応援しようと思っている。



2024年9月12日木曜日

ピリスさん「高松宮殿下記念世界文化賞」受賞、おめでとう!♪

今朝はとても嬉しいニュースを見つけた。

私のお気に入りピアニストの中でも「神クラス」の一人であるピリスさん、マリア・ジョアン・ピレシュ(Maria João Pires、ポルトガル、1944 - )さんが 高松宮殿下記念世界文化賞(音楽部門)を受賞された…というニュース ♪

✏️第35回 高松宮殿下記念世界文化賞 受賞者 発表 / 第27回若手芸術家奨励制度 発表


Photo: Shun Kambe

2024年9月11日水曜日

Mozart ピアノ協奏曲第25番 K.503:ベートーヴェン「運命」に繋がる曲?ダヴィッド・フレイがいい ♪

モーツァルトのピアノ協奏曲、今日はピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K.503。

モーツァルトは、自ら企画したウィーンでの「予約演奏会」のために 3年間にわたって 12曲ものピアノ協奏曲を量産した(1784年:14〜19番、1785年:20〜22番、1786年:23〜25番)。その最後の作品となるのがこの第25番である。

記録にはないが、トラットナー邸での降臨祭コンサート(1786年12月 5日)で、交響曲ニ長調「プラハ」とともに演奏するために作曲したと思われる。完成したのはその前日。



2024年9月4日水曜日

▼モーツァルト K.394のフーガ:部分練習に入ったが、指が迷いながら苦労の連続…(^^;)

モーツァルトの「幻想曲とフーガ ハ長調 K.394」のフーガ、練習開始から 2週間ちょっと。譜読みを終えて一応部分練習に入っている。「一応」というのは指使いが部分的に未確定のため。

フーガなので指使いが難しい上に、中声部を右手で取ったり左手で取ったりするので苦労の種(タネ)には事欠かない。あちこちで指が迷っている…(^^;)。



2024年9月3日火曜日

Mozart ピアノ協奏曲第24番 K.491:上演回数 1位、短調の名曲、様々なピアニストの名演奏 ♪

モーツァルトのピアノ協奏曲、今日はピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491。

この作品はモーツァルトのピアノ協奏曲としては珍しい短調の曲(第20番 ニ短調 K.466 とこの第24番だけ)。第20番よりさらに激しさ・悲壮感を増したものになっていて、当時の聴衆(貴族など)の社交的な趣味からは遠ざかっている。

ただ、現在では人気作品の一つになっている(録音回数 5位、上演回数 1位)。

作曲時期は、第23番とほぼ同時期の 1786年 3月 24日、オペラ「フィガロの結婚」が完成する直前である。予約演奏会用として書かれ、4月にブルク劇場で演奏されたと思われる。