2024年9月18日水曜日

リーズ国際ピアノコンクール、牛田智大くん残念!ファイナルに進めず…

リーズ国際ピアノコンクール、牛田智大くんは残念ながらファイナルには進めなかった。

個人的にはセミファイナルのシューベルトのソナタが気に入っていたので、ちょっと意外な気もする。…が、他のコンテスタントをほとんど聴いていないので何とも言えない。




シューベルトの "Sonata No.21 in B-flat major, D.960" は、本人もインタビューで語っていたが、コンクール向きの曲ではなかった…ということもあるかも知れない。

まぁ、ピアニストのゴールはコンクール入賞ではないし、本人が今一番弾きたい曲に挑戦した結果なので、応援していた聴衆の一人としても納得せざるを得ないのだろう。


セミファイナルの演奏後のインタビュー(↓ by 高坂はる香さん)でも、本人も「シューベルトは難しかった」と言っていた。でも、語る言葉の端々に「先を見据えた一人の音楽家」の姿を感じることができたことはとても嬉しく、頼もしく感じた ♪

「この道を辿ることに意味がある」
「この歳でこの作品(シューベルトの最後のソナタ)と向き合うことに意味がある」
「(シューベルトは)音楽家として生きる上での義務みたいなもの」



参考:ファイナリスト。

  1. Kai-Min Chang, 23, Taiwan
  2. Junyan Chen, 23, China
  3. Jaeden Izik-Dzurko, 24, Canada
  4. Khanh Nhi Luong, 27, Vietnam
  5. Julian Treveleyan, 24, UK



【関連記事】


《リーズ国際ピアノコンクール本選参加者発表!牛田智大くんと丸山凪乃さん ♪》

《リーズ国際ピアノコンクール、ピアノ界の男女格差に一石?》


  にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ 

0 件のコメント: