個人的にはセミファイナルのシューベルトのソナタが気に入っていたので、ちょっと意外な気もする。…が、他のコンテスタントをほとんど聴いていないので何とも言えない。
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シューベルトの "Sonata No.21 in B-flat major, D.960" は、本人もインタビューで語っていたが、コンクール向きの曲ではなかった…ということもあるかも知れない。
まぁ、ピアニストのゴールはコンクール入賞ではないし、本人が今一番弾きたい曲に挑戦した結果なので、応援していた聴衆の一人としても納得せざるを得ないのだろう。
セミファイナルの演奏後のインタビュー(↓ by 高坂はる香さん)でも、本人も「シューベルトは難しかった」と言っていた。でも、語る言葉の端々に「先を見据えた一人の音楽家」の姿を感じることができたことはとても嬉しく、頼もしく感じた ♪
「この道を辿ることに意味がある」
「この歳でこの作品(シューベルトの最後のソナタ)と向き合うことに意味がある」
「(シューベルトは)音楽家として生きる上での義務みたいなもの」
セミファイナル演奏後の牛田智大さん。シューベルトの最後のソナタを選んだことについて、ちょっと長めに語ります。
— 高坂はる香(音楽ライター) (@classic_indobu) September 16, 2024
結果にかかわらず、このステージでの挑戦が一つの大きなステップになったのだろうなと感じます#リーズ国際ピアノコンクール pic.twitter.com/cdo3r39mNs
参考:ファイナリスト。
- Kai-Min Chang, 23, Taiwan
- Junyan Chen, 23, China
- Jaeden Izik-Dzurko, 24, Canada
- Khanh Nhi Luong, 27, Vietnam
- Julian Treveleyan, 24, UK
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