ラベル ピアノ随想 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ピアノ随想 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年8月24日日曜日

現代音楽の「耳タコ」v.s. Fazıl Say、Bent Sørensen のピアノ協奏曲

少し前から、クラシック音楽に対する「耳タコ」状態のようなものが続いている。聴きたい曲があまり思いつかず、聴いても以前のように感激・感動することがほとんどない。

高齢化に伴う感受性の枯渇…みたいな話はとりあえず棚に上げておくことにして…(^^;)。

このままでは良くない…というか楽しくないし面白くないので、聴きたい音楽・いいなぁ ♪ と思う曲を探すことにした。久しぶりの音楽探索…♪



2025年8月3日日曜日

読書(ベーター読み)と音楽鑑賞(現代音楽)との類似?

たまたま『「読み」の整理学』(外山滋比古 著)という本を読んだ。読みながら、本を読むことと音楽を聴くことには類似するものがあるのでは?…と思った。

何となく、現在の私の状態(ピアノ曲に対するちょっとした「耳タコ」状態)に関連していそうでもあるし、現代音楽を聴くときに感じることにも通じるような気もする。

思いつくまま随想的?に書いてみたい。(長文注意)



2025年7月7日月曜日

半年が過ぎて今年の My Piano Life はどうなんだろう…

2014年に《今年の抱負・目標》を書いてから、10年以上ピアノに関する「年間目標」を毎年立てて来た。今見返してみると言葉は違えどいつも同じような内容だ…(^^;)。

で、疲れた訳ではないが、今年は「目標」はやめて「願望」(↓)だけ書いてみよう…ということにした。目標ではないので「振り返り」は必要ないのだが、1年の半分が過ぎたところで、今の状況を思いつくまま書いてみたいと思う。

2025年4月10日木曜日

吉田秀和『たとえ世界が不条理だったとしても』感想メモ

吉田秀和さんの『たとえ世界が不条理だったとしても』(朝日新聞出版)という本を読んだ。内容は 2000〜2004年の朝日新聞に連載された「新・音楽展望」を集めたものなので、色んな話題が入っている。

感想記事は書くつもりはなかったのだが、ちょっと面白い、あるいは興味を惹かれたことがいくつかあったので、引用&メモを書いておきたい。



2025年4月4日金曜日

ピアノ随想:やはり人前で弾くことを想定した練習が必要かも…

この 2〜3日、次のピアノ練習曲を考えているのだが、なかなか方向が定まらない。日曜日に初めて人前でピアノを弾いたのだが(↓)、その練習中も含めて色々と反省するところもあり、ちょっと頭を整理する必要があるかな?…と思った。

《▼とうとう人前でピアノを弾いてしまった…結果は悲喜交々?》


(イメージです…)

2025年4月2日水曜日

吉田秀和から学ぶ音楽の聴き方:タブラ・ラサ、生々しい感覚、変化する自我

昨日の記事でちょっとご紹介した『音楽評論の一五〇年』(白石 美雪 著)という本、結局は全 9章のうち、3つの章(1, 9, 8:読んだ順)だけ読んで閉じることにした。

この感想メモは最終章の第9章「音楽的自我」を生きる ―吉田秀和の評論活動 に関するもの。そこから(共感しつつ)学んだのは「音楽の聴き方」だと思う。



2025年3月19日水曜日

図書館の電子書籍サービスを使ってみた…ピアノの本を読もうと思って…

いつもお世話になっている市立図書館に「電子書籍サービス」があるのを発見した。

ピアノ関連の本や雑誌を借りてみようと思ったのだが、読みたいと思ったものは一冊もなく、ピアノやクラシック音楽の肩身の狭さ?を改めて感じてしまった…(^^;)。



2025年1月2日木曜日

My Piano Life 2025年の願望

元旦に、今年の目標をどうするか?という悩みを少し書いた(↓)。結論としては、「目標」はやめて「願望(wish)」だけ書いてみよう…ということに決めた。

2024年12月19日木曜日

それなりのシューベルト・イヤー 2024年?実はフォーレ没後100年だった…

シューベルトのピアノソナタ全曲を聴いているせいかも知れないが、今年はシューベルトのソナタを取り上げるピアニストが多いような?…というか、日頃(比較的)親しんでいるピアニストたちが、CD やコンクールでシューベルトを取り上げている。

まぁ、有名な作曲家・ピアノ曲なので、今年に限ったことではないのだろうが…(^^;)。



2024年12月17日火曜日

ピアノ随想:もうすぐ年末、大掃除・年賀状・正月準備に加えてピアノ・ブログも…

早いもので、今年も残すところ 2週間。年末大掃除はかなり前から少しずつやっているのであと一息。あとは数枚の年賀状を書いて、正月準備の手伝いくらいかな?

ピアノの練習はボチボチやるとしても、このブログに関しては年末恒例の記事を書いたり、2025年の体裁を整えるための作業がある。…ので、結構忙しいかも…(^^;)?

ちなみに、下記の画像は一年前の 10大ニュースの記事の前半出会ったピアニストたち



2024年12月7日土曜日

ピリスさんが語る「音楽」&ギルモア音楽祭のモーツァルト、ドビュッシー ♪

少し前の話題だが、ピリスさん(マリア・ジョアン・ピレシュ)が世界文化賞の授賞式のために来日して、音楽に関するいい話を色々としてくれた。

その記事を書こうかとあれこれ思案していたら、最近、今年のギルモア音楽祭でのピリスさんの演奏音源(↓)が期間限定(12月31日まで)で公開された。

これを聴きながら少しだけ書いてみたいと思う。

2024年11月26日火曜日

浜松国際ピアノコンクール、日経新聞にも記事が出たが「経済」記事なのかな?

昨日の記事《浜松国際ピアノコンクール、日本人の初優勝を喜びたい…のだが…》で、浜松国際ピアノコンクール関連の記事は終わりにするつもりだったのだが、大新聞社の一つ、日経新聞に今日付けの記事が出ていたので…。

コンクールの記事というより、経済新聞なのでビジネスの観点を入れた「ごった混ぜ記事」?になっている。文章がヘンなので AI による記事かも知れない…(^^;)?




2024年11月25日月曜日

浜松国際ピアノコンクール、日本人の初優勝を喜びたい…のだが…

昨日、第12回浜松国際ピアノコンクールの結果が出た。1位 鈴木愛美、2位 ヨナス・ アウミラー、3位 小林海都という、(個人的には)ちょっと意外な結末だった。日本人が優勝したのは、このコンクールでは初めてのことらしい。

2024年9月26日木曜日

モーツァルトのピアノ協奏曲で名演奏を聴かせてくれたピアニストたち

6月終わりにピアノ音楽鑑賞のテーマにモーツァルトのピアノ協奏曲を選び、そもそも何曲あるのかを調べ、1週間ほど前に 30曲(番号付き 27曲+K.107 の 3曲)を聴き終えた。

色んなピアニストの名演奏も見つかり、なかなかに楽しい時を過ごすことができた ♪ 初めて聴くピアニストはいなかったが、ベテランを含めて素晴らしい演奏が多かった。


《Mozart ピアノ協奏曲第27番 K.595:モーツァルト最後のピアノ協奏曲、ピリスさんの名演に浸る幸せ ♪》



2024年9月21日土曜日

リーズ国際ピアノコンクールはどこへ行くのか?

リーズ国際ピアノコンクール、ファイナリストに牛田智大くんの名前がなくなり、私のお気に入りになりそうなピアニストも見つからず、個人的には興味が半減してしまった。

…のだが、牛田くんの先生(ピオトル・パレチニ:Piotr Paleczny)の Facebook 投稿(後述)に対してエリック・ルーなどのピアニストも含めて 60以上のコメントがついているので、少し感想など書いてみたい。

その流れで、クラシック音楽界の男女格差?に一石を投じたはずの、今回のリーズの審査ルールに関しても…。



2024年8月25日日曜日

モーツァルトのピアノ協奏曲のカデンツァあれこれ、奥が深い ♪

モーツァルトのピアノ協奏曲第21番の聴き比べでは、色んなピアニストが自作のカデンツァを弾いていて、なかなか面白かった。

そう言えば、楽譜(スコア)ではこの「カデンツァ」はどう書かれているのだろう?…という疑問が湧いた…ので調べてみた。


2024年7月30日火曜日

ピアニスト、モーツァルトを語る:内田光子、ロバート・レヴィン、ポリーニ…

今、モーツァルトのピアノ協奏曲を順番にすべて聴くことを進めながら、ピアノの練習曲もモーツァルトのソナタから一つの楽章を選んで練習している。

《次のピアノ練習曲はモーツァルトのソナタ第3番 K.281 第2楽章 Andante amoroso ♪》

少しでもモーツァルトを理解しようと思い、ネット上で解説文などを探すが、それほど多くの情報はない。いくつか見つけたものをメモしておこうと思う。



2024年5月22日水曜日

バッハのリュート作品、3年前に聴いて記事にしたことをすっかり忘れていた…(^^;)

今年は《J.S.Bach の鍵盤音楽》(クラヴィーア作品)を全部聴くというのを目標にして、ほぼ毎日コツコツと聴いている。

で、今「リュート」あるいは「リュート・チェンバロ」用の作品を聴いているのだが、実は 3年前の「バッハの作品」100曲を聴くというプロジェクト《Bach100BWV🎧》でほとんど同じ曲を聴いていた…ことが判明した。認知症、少し始まっているかも…(^^;)?



2024年4月30日火曜日

「いい演奏」と感じる自分の好み・感性を理解したい

「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクトが順調に進んでいる。もともとバッハが好きで、ピアノ音楽も好きなので、とても楽しい作業になっている ♪

その中で、このところ「いい演奏」とか音楽鑑賞について少し妄想・迷走しているので、少し随想風に書いてみたい…。


2024年4月23日火曜日

ピアノ練習のモヤモヤ…今回はバッハに縋ってみるか…(^^;)?

ピアノの練習がスランプ状態のようだ。ディアベリのフーガ(第32変奏)で挫折したあと、方向性も定まらぬまま選曲を続けているが、これと言ったイメージも湧かないし、試し弾きしていても、ちゃんと弾けている感じがしない。

 「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」というプロジェクトだけは順調に進んでいて、それはそれで楽しいのだが、全体的にはイマイチ気分が盛り上がらない…(^^;)。