2020年9月24日木曜日

▼ベートーヴェン:ソナタ31番第3楽章 全然弾けてなかった!

ベートーヴェンのピアノソナタ第31番、第3楽章の 2ラウンド目、前回報告で書いたように、「フーガ1」では「暗譜」より「弾ける」ようになることを優先することにしたのだが…。

暗譜することに気を取られていたときにはあまり気づいてなかったのだが、実は「フーガ1」は全然と言っていい程、弾けてなかったのだ…愕然…(^^;)!




振り返ってみると、暗譜しようと思いながら練習しているときは割と細切れに、「部分練習」のように短いスパンで暗譜したかどうかを確認しようとしていた。

その後、通しで暗譜を確認するつもりだったのだが、そこまで到達してなかった…(^^;)。

その短い範囲内では集中力も持続するし、それぞれの音を意識しながら弾くことができる。なので、ミスが少なく何となく弾けたような気になる。

ところが、今回「暗譜」はとりあえず忘れて、確実に「弾ける」ことを意識しながら、少し長いスパンで弾いてみると、これが…うまくいかないのだ…。

しかも「フーガ」なのでフレージングが難しく、息継ぎがちゃんとできない。結果的に、どこかで息切れしてきて破綻(ミス)してしまう…。


何度も同じ部分を練習するのにちょっと疲れたり飽きてくることもあるが、ここは少し我慢して、指が迷わずに弾けるようになるまで練習を続けるしかないだろう…と思う。

それにしてもこの「フーガ1」、最初のラウンドを入れると 2ヶ月ほど練習しているはずなのに、なかなか手強い…(^^;)。

しばらくは「忍耐」の練習。…で、ときどき「嘆きの歌2」を思い出す程度に弾いてみることを「息抜き」として?やろうと思っている。

もう一つの、忘れないための「第1・2楽章の通し練習」は、2日に1回を 3日に1回くらいに減らそうと考えている。「フーガ1」の練習時間を増やすために…。


ちなみに「嘆きの歌1」の方は、ほぼ暗譜することができた。ただ、左手の伴奏を「小さな音で確実に」弾くことは相変わらず「課題」のままである。

まぁ、伴奏だけではなく、「嘆きの歌」は 1 も 2 も全体的に思うように弾けていない。感情表現ができない…というか、「表現技術」のようなものがまったく身についてないことを痛感してしまうのだ。

今できていることは、たぶん「楽譜通りの音を順番に押さえて、若干の強弱をつける」レベルでしかないと思う…(^^;)。

これは、解釈とか感受性とか感情移入だとか、ピアノを弾くというメカニカルな部分(操作)を超えたところの話になるんだろう…おそらく…。

これはどうやれば身につくのか、今のところさっぱり分からない…😢。


…とはいえ、まずは目の前の「フーガ1」をちゃんと弾けるようにすることが最優先課題だ。それが出来るようになれば、また新しい景色が見えてくるのかも知れない。

元々のスケジュールとしては、9〜10月で第3楽章を暗譜で弾けるようにすることであった。9月末までに「フーガ1」が弾けるようになって暗譜できれば、ほぼ予定通りということになる。ちょっとキツくなってきた感じだが、まだ取り戻せる範囲…かな…?



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