「脱力」に関する、これまでの試行錯誤や創意工夫の足あとであり、今後も参考になりそうな考え方や練習方法も含まれているのではないか?と思う。
要点を大雑把にまとめてみると、こんな感じになると思われる。
- 腕・手首・指を持ち上げている力を抜いて「自然落下」させることが基本
- 押し下げる・曲げる力ではなく
- 打鍵後には力を入れない
- 鍵盤から離れるときは「おばけの手」
- 鍵盤を押さえたままのときは力を入れない
- 横方向の脱力:指を広げるとき他の指や掌などに力を入れない
- 和音やアルペジオを弾いたあとの脱力
- 和音やアルペジオの形を保とうとしない
- 上記のためには、緩めた「おばけの手」からの次の打鍵の正確さが必要となる
ピアノの「脱力」に関する記事の履歴。
《「脱力」を科学する》2013/05/21
《読書メモ:ピアニストの脳を科学する》2013/5/29
《「脱力」奏法の練習〔連載(7) 大人のピアノ練習法〕》2014/2/24
《ピアノの「脱力」奏法についての大きな勘違い!?》2014/06/13
《ピアノの「脱力」奏法を極めたい!(いくつかのコツ)》2014/08/22
《重量奏法+手首の脱力で難所攻略!?》2014/10/21
《ピアノを弾くときの脱力の意識と手首の柔軟性》2014/11/13
《間違いだらけのピアノ練習法?》2015/01/23
《シャンドール ピアノ教本:ピアノ練習方法の革新?》2015/01/30
《ピアノを弾く手を作る:指を広げる体操 ♪》2016/6/18
《近況:ベトソナ3番第2楽章で2種類の脱力練習 ♪》2017/09/19
《▼バッハ平均律BWV874フーガ:ピアノはやはり脱力…》2019/2/9
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《ピアノ打鍵の「脱力」:意識の仕方が変わったかも知れない?》
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