2019年2月9日土曜日

▼バッハ平均律BWV874フーガ:ピアノはやはり脱力…

バッハの平均律第2巻からBWV874のフーガ、弾けども弾けども暗譜指につかず、じっと手を見る…とでも言いたくなるような、近年になくのんびりした進捗?である。




前回書いた、上の楽譜の ① ②  ④ のようなテーマ冒頭(「レレレソーシー」など)を意識することはできるようになった。4声の意識も少しは…。

でも、テーマの後半(「ミラソ#ファ(レ)」など)については、少し複雑になると耳で聴き取るだけでもなかなか一筋縄ではいかない…。

ただ、それよりも、まずは弾けるようにならなければどうしようもない…(^^;)。


大まかな練習の段階としては1週間前とあまり変わらず、部分練習・反復練習でなんとか頭と指に覚えさせようとしているところ。

「ある程度『暗譜』できるまでは、まず最初の1ページだけに集中する」というやり方はうまく機能していて、少しずつであるが暗譜も進んではいる。進捗40%くらい?

もう一つの工夫としての「ブロック分け」は、ちょっと細かく区切りすぎて、連続して弾くことがおろそかになっている感じ…。なので最近は、反復練習の範囲を少し広めにとってやるようにしている。

前回書いた工夫で「単音を意識する」というのも結構うまくいっている。暗譜のヒントにもなっているし、前の音符をそこで切る(鍵盤を離す)ということも自然にできていると思う。ただ、4声が連続して入れ替わるところではちょっとドタバタしている…。


今回気づいたことの一つが、手が固まる場面があるということ。つまり「脱力」ができてない…という久しぶりの問題浮上。これまで脱力が完璧だった訳ではないが…(^^;)。

4声ともなると、指がかなり無理をすることがある。その時点で力がはいってしまうのはある程度仕方ないと思うのだが、問題はそのあと…。

例えば下の楽譜で、右手の赤丸をつけたところ(10度)の#ドは、手が小さい私としては精一杯親指を伸ばして(力を入れて)弾くことになる。ここで、どうも手全体が固まってしまって、そのあとまで力んだ状態で弾いてしまっている…。

おまけに、左手の「2→1」の指替えを意識しているせいか、関係ないはずの左手まで固まってしまっていた。手が固まると何でもない音型でさえぎこちなくなる…。

とりあえずは、#ドを弾くときにその前のミ(5の指)を離してみるとか、脱力するための練習を試みてはいるのだが…。



…という感じで、暗譜も着実に進んでいて、残るは後半の約60%。あと1週間もすれば後半部分の暗譜も終わるだろうと期待している…。

暗譜ができた前半はテンポも少し速くなってきて、自分のイメージで音色を考えたり、強弱をつけるなども少しずつできるようになってきて、やっと面白くなってきた…(^^)♪



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