曲の選び方は、試聴音源のあるものはそれも参考にはしたが、基本的には楽譜面(づら)を見て直感的に…自分なりに弾き心地を想像しながら…。
例えば、上の楽譜は尾高惇忠さんの「牧歌」という曲の冒頭。カノン風の作りがちょっと面白そうなので選んだ。
そんな感じで、適当に?選んだのは次の6曲。
- 鵜﨑庚一:風がうたう歌
- 荻久保和明:陽のかなしみ
- 千原英喜:月のいでたらん夜は
- 千原英喜:夕暮れ時は逢魔が時
- 芥川也寸志:「24 の前奏曲」よりハ長調
- 尾高惇忠:牧歌
芥川也寸志さん以外は、たぶん初めて聞く名前なので、どんな曲を作る作曲家なのかな?という興味もあって弾いてみることにした。
弾いている途中で、尾高惇忠という名前に何となく聞き覚えがあるような気がしたので、自分のブログ内を検索してみた。
すると、ずっと前(2014年)に現代ピアノ曲を探索していた頃に見つけた曲の一つが尾高惇忠(あつただ)氏の「ピアノのためのバラード」という曲であったことが判明。
《【現代ピアノ曲】日本人作曲家 (最終更新日:2014.10.18)》
もう一度「ピアノのためのバラード」を YouTube で聴いてみたが、なかなかいい ♪ 私の好みは6年前とそんなに変わってないようだ…(^^)♪
ちなみに、惇忠氏のお父さん、尾高尚忠(ひさただ)氏(1911 - 1951)は、日本の現代音楽作曲家に与えられる有名な「尾高賞」創設のきっかけになった作曲家・指揮者だ。
で、一通り弾いてみた感想であるが…。
まぁ「子ども向け」の作品だと思われるので、それほど期待はしていなかったものの、結果としては今ひとつ面白くなかった…かな…(^^;)?
シンプルではあっても、もう少し現代ピアノ曲としてのエッセンスのようなものが入った音がするとか、面白い音型などで「なるほど ♪」と思わせてくれるようなところがあるかな?と期待したのだが、それはあまり感じられなかった。
ちょっといいかも…と思ったのは、意外にも?調性音楽そのものの曲、芥川也寸志さんの「ハ長調」(「24 の前奏曲」から)という曲であった。
バッハの平均律の第1番、ハ長調のプレリュードをとてもシンプルにしたような曲で、何だかいい感じなのだ ♪ 私の耳は「調性音楽」に慣らされすぎているのかな…(^^;)?
おまけ。ちょっと後ろめたさもあるのだが、この6曲の現代邦人ピアノ曲は「ピアノ曲100曲弾く」プロジェクトにカウントしておくことにした ♪
この6曲を入れてもまだ 14曲。先は長い…😷
《ピアノ曲100曲弾くプロジェクトも再開 ♪》
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