ブログで振り返ってみると、今年も結構な人数をチェックしている。…のだが、今の時点で魅力を感じるピアニストということになると、数人しか残らない…(^^;)。
チェックしたときには気に入っていたのに、時間が経って、そのあと何回か聴いたりしているうちにそうでもなくなるピアニストもいるようだ。
まず、ベスト3を挙げようと思ったのだが、意外と難しかった。1位は間違いなくグッチちゃん(マリー=アンジュ・グッチ)なのだが…。
1位:マリー=アンジュ・グッチ
ラ・フォル・ジュルネで初来日したマリー=アンジュ・グッチ、私はリサイタルには行けなかったのだが、Spotify で聴いたCD "En Miroirs" がとてもよかった。生で聴いたカミさんの印象も「豊かでよく響く音、繊細な音色」と高い評価だった。
リュカ・ドゥバルグ と同じ音楽事務所 Primavera と契約した。
《久しぶりのお気に入りピアニスト♪マリー=アンジュ・グッチ♪》
《news: リュカ・ドゥバルグ CAMI から Primavera へ移籍!》
2位:ヴィキングル・オラフソン
オラフソンも Spotify の2枚のCDを中心に聴いてみて、フィリップ・グラス(『フィリップ・グラス:ピアノ作品集』)のエチュードとかJ.S.バッハ(『バッハ・カレイドスコープ』)のいくつかの曲が気に入ったピアニストだ。やや繊細すぎるような気もするが、曲によってはなかなかいいものがある。
《ヴィキングル・オラフソン Víkingur Ólafsson 期待できそう ♪》
《ヴィキングル・オラフソン:音楽を語るインタビュー♪》
3位:ロナルド・ブラウティハム
現代ピアノも弾くが、基本的にはピアノフォルテ奏者である。来日するというので、たまにはピアノフォルテでも…と軽い気持ちで聴いたのだが、そのベートーヴェンがとてもよかった(私の好みに合っていた)ので 3位とした。
《ロナルド・ブラウティハム Ronald Brautigam のベートーヴェンいい ♪》
ベスト3 には入れなかったが、個性的でちょっと面白いと思ったピアニストが 3人ほどいた。うち 2人は作曲もするピアニスト。1人は即興演奏も得意なピアニスト。
とくに、フロリアン・ノアックはリストばりの編曲でオーケストラの音色や響きをピアノで再現してくれる。ピアニストとしてもリャプノフ、アルカン、メトネル、ドホナーニといった作曲家の作品を鮮やかに弾くヴィルトゥオーゾである。
《フロリアン・ノアック(Florian Noack)現代のリスト!?》
《浜松国際ピアノコンクール、牛田クン・務川クンいいかも ♪》
《浜松国際ピアノコンクール:韓国のイ・ヒョクいい ♪》
そのほか、色んなピアニストを知ることができて、なかなか楽しめた1年だったと思う。どのピアニストにも得意・不得意があって、作品によってはこれからも聴く機会があるかも知れない。順番は、何となくの(直感的な)お気に入り順。
《アレクセイ・ヴォロディン(Alexei Volodin)快いタッチと響き ♪》
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