…のだが、最近は新しい「お気に入りピアニスト」を探し出すのがほとんど「趣味」のようになっていて、2015年からは、年末になるとその年に(YouTube 等で)出会ったピアニストをこういう記事にまとめたりしている。
《2016年:今年出会ったピアニスト》
《2015年:今年出会ったピアニスト10人♪》
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で、残念ながら今年は「お気に入りピアニスト」との出会いはなく、「お気に入り候補」に広げても5人くらいしかいない。とりあえず出会った順番にあげてみる。それぞれのタイトルが元の記事へのリンクとなっている。
🎹 ソン・ヨルム:モーツァルトも現代曲も明快!♪
ソン・ヨルム(Yeol Eum Son)という名前は、『ヴァンクライバーン 国際ピアノコンクール 』という本を読んで初めて知った。
辻井伸行クンとハオチェン・チャンが1位になったクライバーンコンクールで2位になった韓国の女性ピアニストである。YouTube で聴いたモーツァルトのピアノ協奏曲第21番が、とても活き活きとした爽快な演奏だったので、すぐにお気に入り候補となった。
♪ Mozart - Piano Concerto No. 21, K.467 / Yeol Eum Son
彼女は、2011年のチャイコフスキーコンクールでも2位になっている。このときの1位はダニール・トリフォノフ、3位はチョ・ソンジン。アルバン・ベルクなどの現代曲も得意そうなので、楽しみである。
🎹 ZEE ZEEというピアニスト ♪
「オックスフォード・ピアノ・フェスティバル」というのを調べているときに見つけた中国のピアニストで、本名は Zhang Zuo(ツァン・ツォ?)。"Zee Zee"というのは愛称なのかな?
とても好感の持てるクリアできれいな音色だ。ただ音がきれいというだけではなく、その音でしっかり音楽が構築されていて、「詩心」のようなものを感じさせる。
♪ ZEE ZEE plays SCHUBERT Piano Sonata A major, D.664 - 1. Allegro moderato
🎹 藤井一興:日本人ピアニスト探索2の最終結果 ♪
5月に「日本人ピアニスト探索その2」というのをやって、50人ものリストを作り聴いてみたのだが、残念ながら最終候補(私のお気に入りの…)に残ったのは5人しかいなかった。その中で意外にも?一番良かったのが藤井一興先生…。
なんとなく名前だけは知っていたが、その演奏を聴くのは初めてだった。
《藤井一興:チェックメモ》
聴いたのは Igor Markevitch という初めて名前を聞く作曲家の曲であったが、両方ともなかなか面白い曲だと思った。演奏もなかなか魅力的である。
♪ Kazuoki Fujii - Variations, fugue et envoi sur un thème de Haendel
♪ Kazuoki Fujii - Stefan Le Poète, impressions d'enfance pour piano
最近でもCDを出し続けておられるようなので、たまには聴いてみようと思っている。
🎹 イリーナ・ランコヴァ:弾きっぷりのいい女性ピアニスト ♪
このイリーナ・ランコヴァは「ホールでスタインウェイ♪」の(生まれて初めてスタインウェイのコンサートグランドピアノを弾いた)とき弾いた曲のひとつ、シューベルトの D946-2 のお手本動画のピアニストであった。
このピアニストの演奏はこの曲で初めて聴いたのだが、その「男前」な?弾きっぷりの良さがとても気に入った。モスクワ・グネーシン音楽院でレフ・ナウモフ(ゲンリヒ・ネイガウス門下)に師事したというロシアのピアニスト。
♪ Irina Lankova plays Schubert Klavierstücke D. 946 No. 2 in E Flat
🎹 アファナシエフが絶賛するピアニスト、カスプロフを聴いてみた ♪
セルゲイ・カスプロフという名前は「音楽の友」の記事で初めて知って、調べてみるとアファナシエフが絶賛したことで有名なロシアのピアニストだった。
上の写真は、2014年にリリースしてディアパソン賞を受賞したというCD『Exploring Time With My Piano』(ALPHA)のジャケット写真。
YouTube ではスカルラッティ(↓)が良かった。音色がクリアで静謐というか、心に沁みるような美しい響きである。
♪ スカルラッティ:ソナタ ニ短調K.213 (ピアノ:セルゲイ・カスプロフ)
もう少し聴いてみたいと思わせるピアニストだ。
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おまけ:今年初めて出会ったという訳ではないが、今年は2人のピアニストの印象に残る演奏との出会いがあった。
エマニュエル・アックスのベートーヴェン(ピアノ協奏曲第3番)とシャルル・リシャール=アムランのガーシュウィン(ラプソディー・イン・ブルー)である。
アックスは音楽の「本質」のようなものを純粋な形で見せてくれた。アムランは音楽の「多様性」を彼らしい演奏で見せてくれた。
《エマニュエル・アックス:ベートーヴェンのピアノ協奏曲に感動♪》
《ピアノ演奏の聴き方の多様性?:アムランのガーシュウィン》
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《My Piano Life 2014 振り返り2:音楽イベント》
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