YouTube にあるいくつかの演奏を聴いた中では、Kenny Broberg というピアニストの演奏が一番好みに合うと思った。ちょっと、ロマン派的でダイナミックな弾き方はフーガあたりではちょっとやりすぎなような気もしたが…。
Kenny Broberg(Kenneth …、ケネス・ブロバーグ、1993〜)はアメリカのピアニストで、第15回クライバーンコンクール(2017年)で第2位になっている。このときの1位はソヌ・イエゴン(韓国)、3位はダニエル・シュー(アメリカ)。
この演奏は、レガートでよく歌っている感じがして、ちょっとやりすぎかも知れないダイナミック感も、私のように「プレリュード」だけを取り出して弾くにはちょうどいいと思った。「プレリュード-フーガ-ヴァリエーション」と通して聴くと少し重いかも…。
全体を通していい感じだったのは、ロシアの Ilya Maximov というピアニストの演奏(↓)。こちらのプレリュードも、単独で聴いてもなかなかいいきれいな演奏だと思う。
Ilya Maximov も Kenny Broberg と同じクライバーンコンクールに出ていたようだが、たぶんプレリミナリーで姿を消しているみたいだ。
♪ C Franck-Bauer - Prelude, Fugue and Variations op.18 Ilya Maximov
アレクシス・ワイセンベルクなんていう懐かしいピアニストの演奏も見つけた。端正というかゆっくりめにきちんと弾いている感じ。だけど盛り上げ方はなかなかいい ♪ フーガは一番好きかも…。
♪ Alexis Weissenberg plays Franck Prelude, Fugue & Variation Op. 18
あと、オルガンではマリー=クレール・アランの演奏がよかった。オルガンを聴くと、音色が声部によって異なるせいか、ちょっとポリフォニー的に聴こえて面白い。
♪ C. Franck: Prelude, fugue et variation (M.C. Alain)
どの演奏を聴いてもそれなりにいいと思うのは、たぶんこの曲が好きだからなのだと思う。お気に入り演奏を聴いて、ちょっとだけ参考にして(真似して…(^^;))、少しでも上手くなるといいのだけれど…♪
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