2018年12月31日月曜日

2018年はどういう一年だったのだろう…

ついに大晦日。なんだかあっという間の一年だったような気もするが、改めて自分のブログをパラパラ眺めていると、それなりに色んなことがあったり、ピアノに関して色々悩んだり頑張ったりもしている。

徒然なるままに(というほどヒマでもないのだが…)思いつくままに、どんな一年だったか振り返ってみたいと思う。




ピアノの上達ということについて、私にとって一番大きかったのは「手元を見ないで弾く」ことがある程度できるようになったことかも知れない。

ピアノの練習をするようになって 5年もしてから、やっと「ピアノというのは手元を見て演奏するものではない」ということを知って、昨年末からバイエルを使って練習をした。

今年の1月中にはバイエルも一通り終わって、何となく「手元を見ないで弾く」ことができるようなった。

《▼練習メニュー「手元を見ないで弾く」練習グレードアップ ♪》

今練習しているバッハの「ファンタジア」も、暗譜する時間がないので楽譜を見ながら、つまりほとんど手元を見ないで弾いている ♪


聴く方では、今年の春はとても幸せな時期だった。リサイタル3連発!♪ アンデルシェフスキ、リフシッツ、そして引退することになったピリスさん…。

アンデルシェフスキはアンコールの「ヤナーチェク:草陰の小径 第2集」も素晴らしい贈り物だった。リフシッツ はハラハラする「迷演・名演」で惹きつけられた。ピリスさんは、もう文句なしの名演奏、本当に感動した ♪ 引退が惜しまれる…。

《アンデルシェフスキのバッハ、最高でした ♪》

《ピリス さんの名演奏が生まれる所に居合わせた幸せ ♪》


5月のラ・フォル・ジュルネは都合で行けなかった。マリー=アンジュ・グッチ、久しぶりの「お気に入り」ピアニストをナマで聴けなかったのは残念だった…。

《LFJ: マリー=アンジュ・グッチ、とても良かった♪…らしい…》


ピアノコンクールでは、今年最後にあった浜松国際ピアノコンクールが一番楽しめた。久しぶりに(初めて…?)日本人の演奏や結果にワクワクした。

終わってみれば、浜松国際も含めて、今年はコンクールでお気に入りピアニストを見つけることはできなかった。

それでも、牛田智大クンと務川慧悟クンの演奏にはそれぞれの主張や個性を感じることができたし、これからの成長・活躍を期待したいと思った…(^^)。


自分自身のことに戻って…。

このところ、何となく方向性を見失っている?ような気もしている。いくら練習してもなかなか上手くならないし、この曲が弾きたい!というのもだんだん減ってきた。

というより、素晴らしいピアニストの演奏を聴くうちに、ある意味「耳が肥えてきて」(欲張りになってきて?)「これいい!」と思う曲が手の届かない(逆立ちしても弾けない…)曲ばかりになってきている…のではないかと思う。

ピアノに関する新しい体験というのも、思いつく範囲であと残されているのは「レッスンを受ける」ことと「人前で弾く」ことくらいなのだが、それは私の場合まったくありえないことだ。趣味のピアノでストレスとか緊張とかは味わいたくない…(^^;)。

来年は「悩む一年」になるのかも。「不惑」をとうに過ぎて「喜寿」も近づいているが、ピアノに関しては「惑惑」(惑いだらけ、ワクワク?)の年になる…(^^;)?


おまけ。そういえば、振り返りとか10大ニュースとかやっているうちに、練習の近況報告を書くのを忘れていた…(^^;)。

セザール・フランクの「プレリュード」は、難所の克服は結局できなかったが、全体として気持ちを込めて、ある程度の表情をつけて、音色などの工夫もして弾けるようにはなってきたところ…。なかなか、イメージどおりとは行かないが、まぁ頑張ったかな…?

バッハの「ファンタジア」は、もともと時間の許す限り、楽しみながら弾いてみようと思っていた曲なので、仕上がりがどうのこうのというものではないが、何とか譜読みが終わったくらいの出来だと思う。

この2曲については12月末までと思っていたので、一応終わりにしたい。

で、次の曲に関してはまったくの白紙状態。なので、一旦は自分の心もまっさらにして、しばらく(正月松の内くらい?)考えてみてもいいかな?と思っているところ…。


では、皆さま、良いお年をお迎え下さい…(^^)♪



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