2018年12月11日火曜日

▼練習曲にJ.S.バッハの Fantasia を追加した ♪

11月の初めから練習してきたセザール・フランクの「プレリュード」(Op.18より)、暗譜もできたし、あとは「難所攻略」と曲全体を止まらずに弾けるようにすること。

それには 12月いっぱいかかりそうなのだが、なかなか進まないのと、もう少しすると飽きてきそうな予感もするので、もう1曲、わりと簡単で短い曲をやろうか?と思った。



で、イチから探し始めるのもしんどいので、フランクの曲を選んだときの候補曲から比較的簡単そうなものを探すことに…。J.S.バッハの3曲(↓)がよさそうな気がした。

  1. ファンタジーとフーガ BWV904からファンタジー
  2. 協奏曲 ニ短調 BWV974 (A.マルチェッロのオーボエ協奏曲による) 第2楽章:Adagio
  3. オルガン・ソナタ 第4番 ホ短調 BWV528 第2楽章:Adagio

で、ざっと試し弾きをしてみて、何となく「ファンタジーとフーガ」BWV904のファンタジー(Fantasia)に決めてしまった ♪


とくに理由はないのだが、一つだけあったのは、この曲が「楽譜を見ながら弾く」練習、つまり「手元を見ないで弾く」練習に向いているような気がしたからだ。

12月いっぱいでやろうと思っているので、時間的に考えると「暗譜」は無理だと思われる。ということは「楽譜を見ながら弾く」必要があるわけだ。

それに、この曲は対位法的な作りになっていて、多いところで 5声?くらいありそうなので、楽譜を見ないと正しく弾けそうもないのだ…(^^;)。

で、以前やった「手元を見ないで弾く」練習をこの曲でやろうというわけ…。

《バイエルをやることにした→手元を見ないで弾く練習 ♪》

《▼練習メニュー「手元を見ないで弾く」練習グレードアップ ♪》


今回は時間もあまりないので、お手本となりそうな演奏をはじめに聴くことにした。まずは、この曲を知ったきっかけになったヴィキングル・オラフソンの演奏(↓)。

きれいだが、ちょっと個性的な弾き方なので、お手本にはなりにくかも…。ちなみに、前回は Spotify で聴いたのだが、YouTube にもアップされたようだ。




続きの "Fugue" はコチラ(↓)。

 J.S. Bach: Fantasia & Fugue in A Minor, BWV 904 - 2. Fugue


YouTube にある他の演奏も聴いてみたが、一番気に入ったのがブレンデル。正統派の弾き方で美しい。もう一つはソコロフ、こちらも捨てがたい ♪

 BRENDEL, J.S.Bach Fantasia and Fugue in A minor, BWV904

 Sokolov plays Bach Fantasie und Fuge in a-moll (live)


ハープシコードの演奏も聴いてみたが "Yuko Tanaka" という日本人?の演奏がよかった。

 J.S. Bach: Fantasia in A Minor BWV 904; Yuko Tanaka, harpsichord 4K UHD


ハープシコードの演奏では面白いもの(↓)を見つけた。装飾音符がたくさん入っている。昔流の弾き方なんだろうと思われる。

 J.S. Bach - BWV 904 - Fantasia a-moll / A minor


色々と美しい演奏を聴いているうちに、何だか中途半端な気持ちで練習するのがもったいない、というか畏れ多いような気がしてきた。でも、時間がないし…(^^;)。


おまけ。
最初、Spotify で聴いているときに、オラフソンの新しいアルバムを発見した。早くも次のCDを出していたんだ…。と思って調べたら、どうもデジタルだけのようだ。

タイトルは "Bach Reworks (Pt. 1)" で、「作曲者」にいろんな人の名前+"& J.S.Bach" とあるので、バッハの音楽を元にアレンジした楽曲を集めたものになっているようだ。

実際、聴いてみると電子音楽みたいなものもあり、面白いけれども…という感じ…(^^;)。下記、ユニバーサルのサイトで視聴できる。

✏️デジタル配信:Bach Reworks (Pt. 1)



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《練習記録[9]》


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