《『ボクたちクラシックつながり』読後感:なぜ音楽家を目指すのか?》
一度聴いてみなくては、と思ってチェックした。やや乱暴?に聴こえるときもあるが、音楽に勢いがあってなかなかいい。お気に入り候補に入れておくことにした…(^^)♪
Sergio Tiempo |
セルジオ・ティエンポ(Sergio Tiempo, 1972年2月24日 - )は、アルゼンチンのピアニスト。4歳でアルゼンチンのTVで神童ピアニストとして取り上げられ、7歳でヨーロッパ・デビューするという(キーシン、リフシッツみたいな)「神童」系?ピアニスト。
ミシェル・ベロフ、ネルソン・フレイレ、マレイ・ペライアなどにも師事。マルタ・アルゲリッチは、指導者として、長年にわたる友人としてティエンポを支持している。
1986年頃から急に活躍の場を広げており、日本でのツアーも行なっていたようだ。ミッシャ・マイスキーとの室内楽共演もある。
以上、Wikipedia より。なお公式サイトは下記。
✏️Sergio Tiempo(Rayfield Allied/ artistページ)
YouTube にはまともな音源は少ないようだ。ショパンの前奏曲が2つあったが、どちらもちょっと好みではなかった。とくに16番はやや乱暴で音がよく聴こえない。
♪ Sergio Tiempo plays Chopin Prelude No 4 YouTube
♪ Chopin Prelude No.16 - Sergio Daniel Tiempo
チョン・ミョンフンの指揮でショパンのピアノ協奏曲第1番を弾いた音源もあったが、普通に上手なだけという印象。
♪ Chopin 1 with Sergio Tiempo and Myung-Whun Chung
で、今年の2月に出たCD(録音は2016年10月13日、ベルギーでのライヴ)の記事があったので、Spotifyで探したらあったので早速聴いてみた。YouTubeと印象がまったく違っていて、こちらは素晴らしい演奏が揃っている。
✏️ベネズエラのピアニスト、セルジオ・ティエンポのライヴ・アルバムが登場!『Legacy』(SACDハイブリッド)
まず、ベートーヴェンのピアノソナタ第23番「熱情」が気に入った。歯切れがよく、とくに第3楽章の音楽の勢い・流れは素晴らしい。第2楽章の歌うところではピアノが歌っている感じで心地よい。
ドビュッシーは「水の反映」(『映像』第1集)の1曲だけだが、これも好みの演奏。
ショパンの前奏曲op.28から、6番、3番、4番、8番、15番、16番が収録されているが、これも悪くない。「ショパンらしさ」に媚びてないという印象。
それから、さすが南米系というか、ヴィラ=ロボス、ヒナステラ、ピアソラも堂に入っているという感じで好演だと思った。
これ(↓)がそのCD。
"Legacy" Sergio Tiempo
Spotifyには他にも何枚かのCDがあって、このCD(↓)に入っているチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番も聴いてみたが、これもなかなかいい演奏だった。
Dance of the Dead/Petrarch S
「展覧会の絵」と「夜のガスパール」が入っているCD(↓)も評判がいいようなので、あとで聴いてみようと思っている。
Piano Recital
ミッシャ・マイスキーとの共演(↓)もちょっと気になる。
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第1&第2番、他
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