10月も半ばを過ぎると急に年末が近づいたような気がする。来年のカレンダーや手帳も並び始めるし、おせちの注文なども始まるし…。
ということで「ピアノカレンダー」を更新することにしたのだが、なんだか今年はピアニストの故障が目立つような気がする。次々と記事が出るので、ラン・ランの腱鞘炎はすっかり有名?になってしまったが、そのほかにも「公演中止」「公演延期」「代役ピアニスト」などの言葉がチラホラ…。
🎼ケイト・リウ
お気に入りピアニストの一人、ケイト・リウが「肩から腕にかけての激しい傷みのため、担当医師から演奏活動を控えるように」ということで11月の来日(日本ツアー6公演など)がキャンセルになっている。
なかには「現時点では2018年3月までの世界中全ての公演が中止」と書いてある記事もあるので、ちょっと心配だ。
ケイト・リウは2015年ショパンコンクールで3位に入賞したが、個人的には1位なんじゃないか?と思っているピアニスト(→《ショパンコンクールの採点表、面白い♪》)。一度、生で聴きたいと思っている一人だ。
ほとんどが「公演中止」になっているが、横浜みなとみらいホール主催公演では、エフゲニ・ボジャノフ(1984年ブルガリア生まれ、2010年のショパンコンクールで4位入賞)が代役として出演することになっている。曲目は若干変わるようだ。
✏️【一部出演者変更(ケイト・リウ)】11月5日(土)、6日(日) 第35回横浜市招待国際ピアノ演奏会
※追記@2023/09/18:リンク切れ
🎼ティル・フェルナー
もう一人、お気に入りピアニストのティル・フェルナーさんが来日予定キャンセルになっている。理由は「右手の不調」ということだが、本人のメッセージの中に「一時的なもの」とあるので、それほどひどくはないのかも知れない。
✏️「ティル・フェルナー」公演中止のお知らせ
※追記@2023/09/18:リンク切れ
12月から「シューベルト・ツィクルス」を始める予定になっていたが、このままいくと来年7月が初回となる…のかな? 下記、KAJIMOTOの記事にあった本人メッセージの抜粋。
「ここしばらく右手に不調を抱えており、この先の演奏活動を減らして回復に努めます。医師からは一時的なものとの診断を受けておりますので、できるだけ早く治し、来年の7月にはツィクルス2つ目のプログラムで、皆さまにシューベルトの美しい音楽をお届けすることを心から楽しみにしております。しばらくお時間をくださいますよう。」
🎼ジャン=クロード・ペヌティエ
まだ聴いたことはないが、ラフォルジュルネなどで名前は何度も目にしているピアニスト。ペヌティエ氏の場合は手の故障ではなく「ヨーロッパ・ツアー中の怪我」が理由のようだ。「年内の演奏会をすべてキャンセル」とある。
✏️「ジャン=クロード・ペヌティエ」公演延期のお知らせ
※追記@2023/09/18:リンク切れ
彼の場合は「中止」ではなく、プログラム内容もそのままで「延期」となっている。
ソロ・リサイタル
10月29日→ 2018年5月8日
デュオ:盟友 レジス・パスキエとともに
10月31日→ 2018年5月11日
🎼頼むよ!アンデルシェフスキ ♪
今年2月に来年3月のリサイタルのチケットを買った。それが、ピョートル・アンデルシェフスキ。彼はいまのところ大丈夫なようだが、3月の来日までに怪我などないように祈る思いだ。
というのも、これまでに2回も「公演中止」「ピアニスト交替」という目に遭っているのだ…(^^;)。数えるほどしか行っていないコンサートのうち2回は結構な確率だ。
しかも最初から!「最初」というのはピアノを趣味で始めた2013年の年初のこと、「超」がつくくらい久しぶりに買ったチケットがキャンセルに!しかも、ブレハッチ(↓)!!
このブログはまだ始めてなかった(最初の記事は2013年3月19日《実験開始》)ので記事にはしてないが、相当なショック、いまだに残念な思い出だ…。
その次は、2014年のラフォルジュルネ。《ラフォルジュルネ:初登場ピアニスト3人》期待の若手ピアニストの一人、ヨーゼフ・モーグ。
このときは、代役がアンヌ・ケフェレックさんで、これは今思うとラッキーだったのかも知れない。
…ということで、アンデルシェフスキさん、どうか怪我などされませんように…(^^)♪
【関連記事】
0 件のコメント:
コメントを投稿