2017年10月9日月曜日

近況:シューベルト譜読み、ベートーヴェン通し練習

ベートーヴェンのソナタ(3番第2楽章)が終わる前に、シューベルトのソナタ(18番第1楽章)を始めたので、2曲並行して練習している。最初の15分くらいで、シューベルトの譜読みをして、残り45分くらいをベートーヴェンの通し練習に当てている。



シューベルトの方は、譜読みといってもほとんど指使いを決める作業が中心だ。和音のところは割と順調にいった(選択肢が少ないから?)のだが、アルペジオ風のフレーズの箇所(↓第2主題?)がまだ確定していない。どうにでも弾けそうだけど、きっと最適な指使いがあるはずなので、とりあえず保留にしてある。




進み具合としては、10ページある楽譜の3ページまで来たところ。まぁ、始めたばかりなのでこんなものだろう。

ソナタ形式らしいので、例によって「なんちゃってアナリーゼ」をやろうとしたのだが、まだ全体を把握できてないので途中で挫折。譜読みが終わってからやることにした。

1日1ページ、コツコツやるとしてあと1週間。だけど「再現部」とか似た部分がありそうなので、もう少し早く終わるかも…。


ベートーヴェンの方は一応「通し練習」の段階に入っているつもりなのだが、実は「暗譜」が不完全である。しかも、不思議なことに毎回「暗譜がとぶ」箇所が違っている。まだ「暗譜」できていないので「とぶ」という表現は変だけど…。

一方、ちゃんと弾けてないのでほとんど毎回引っかかる箇所は安定?している(いつも同じ箇所…)。なので、通し練習と言っても、1回通したあとは、引っかかる場所の反復練習になっている。それと「暗譜がとんだ」箇所の確認と…。

常識的なピアノ練習からすると、こういう状態は「通し練習」とは言えないのだろう。でも「意識」としては「通して弾くぞ!」という気持ちを持ってないと、すぐに止まったり弾き直したりになってしまうので「通し練習」ということにしてやっている。


ところで、痛みのあった左手の小指であるが、いつの間にか治った?ようだ。弾き方が改善したのかどうかは不明だが、少なくとも練習後などに痛みが出ることはなくなった。

今回、ベートーヴェンのソナタは「ラクに弾く」ことを目標の一つにしてやっていたのだが、ある程度弾けるようになってからはその意識が薄れて来たような気がする。いいことなのか、よくないことなのか…?

ただ、いまだに右手と左手の音量のバランスがうまくコントロールできてない(とくに左右が交差するあたり)ので、ラクに弾きながらコントロールすることを、これからの課題として意識してみようと思っている。


この曲も、練習を始めて1ヶ月をちょっと過ぎたところである。もう少し仕上がっていてもよさそうなのだが、どうもこの曲は覚えにくいのだと思う。まぁ、時間をかけてでも仕上がりのレベルを少し上げたいと思っているので、ここからは忍耐力と集中力である…(^^;)?



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