発端は、たまたまトリフォノフの弾くシューベルトのソナタ第18番(↓)を YouTube で聴いたこと。もともと美しい曲だとは思っていたのだが、トリフォノフがこんなにも優しくきれいな音で弾いているのが、ちょっとした驚きだった…(^^;)♪
♪ Daniil Trifonov plays Schubert: Sonata no. 18 in G Major
※追記@2023/09/15:再生できません…
※追記(10/6):すみません…この動画はスマホでは視聴できないようです。代わりと言っては恐れ多いのですが、このソコロフ(↓)もなかなかいいです…(^^;)♪
で、聴き入っているうちに「あれっ?この曲、もしかしたら自分でも弾けるんじゃない?」などと突然思ってしまったのだ。何の根拠もなく…。で、さっそく楽譜を見ながらもう一度聴いてみる。…ん〜、何とかなるかも…?
でも、《ピアノソナタ難易度マップ!》で確認すると、難易度は「28段階難易度」の23と、かなり難しい。
とはいえ、難易度の数字が高くても何とかなった曲もあるし、逆に難易度は低いのにほとんど歯が立たなかった曲もある…ということは何度も経験している。なので「物は試し」ということで、まずは最初の3ページほど試し弾きをしてみた。
何度か弾いているうちに、これは「何とかなる」範囲内であるという気にだんだんなってきた。そして、昨日ついに次の曲はこれ(ソナタ全曲は無理なので第1楽章だけ)で行こう!と決めてしまったのだった…。
ところで、ベートーヴェンの3番が「まだまだ」という状態にある。少なくともあと2週間くらいはかかりそうだ。でも、シューベルトを試し弾きをして感触がよかったので、早く始めたい…。どうしよう?
ここで突然、いい案を思いついた!「2曲同時並行で練習」!
といっても、2曲とも全力で…は無理。なので、ベートーヴェンを時間をかけてきちんと仕上げることは継続する。同時に、シューベルトの譜読みをあまり時間をかけずにやる。そのうちベートーヴェンが終わったらシューベルト1曲に全力投球をする…という構想である。
それと、実は、シューベルトのソナタは「繰り返し」が多くて長いものが多い。この曲も第1楽章だけで14分ほどかかる(上のトリフォノフの演奏で)。なので、シューベルトの方は「きちんと仕上げる」をちょっと「棚上げにして」?和音で綺麗に弾く練習を中心にしたいと思ったりしている。和音連打の練習にはもってこいの曲??
若干「サボリ」のにおいがしないでもないが、要は「気楽に」「ゆるい気持ちで」取り組んでみようと思っている。結果的にどのくらい仕上がるかはあまり考えずに(目標を設定せずに)やってみるのも、たまにはいいのではないだろうか…?
最低限、好きなフレーズを美しく、トリフォノフのようにとまでは言わないが、少なくとも自分で気持ちいいと思えるくらいに弾くことは「目先の目標」としては持ちたいが、あとは「成り行きまかせ」ということで…(^^;)♪
好きな曲を好きなように弾く(練習する)というのは、アマチュア・ピアノ愛好家の特権かもしれない。
その代わり、ということでもないのだが、ベートーヴェンの方は「自己満足」レベルを超えられるように頑張りたいと思っている。
季節もしだいに「芸術の秋」という雰囲気になりつつあるので、夏の疲れ?をベートーヴェンとシューベルトのソナタで癒すことにするか…。
ピアノの練習は「癒し」にはならない…(^^;)?
【関連記事】
《近況:ベトソナ3番第2楽章、少し進歩?でも暗譜できない…》
0 件のコメント:
コメントを投稿