自分で作った2015年来日ピアニスト公演カレンダーを何気なく見ていて、３月５日に浜離宮朝日ホールでキット・アームストロングのリサイタルがあるのに気がついた。
キット・アームストロングの名前は、去年の６月にティル・フェルナーを調べているときに初めて知った。フェルナーの紹介文に「キット・アームストロングの作品の初演などに取り組む」とあって、まずは作曲家として注目してみようかと思ったのだ。
そのときは、YouTubeでキット・アームストロングの作品もピアノ演奏もあまり見つけることができなかった。ただ、「天才少年」とか「ブレンデルが絶賛」とかの説明を見て興味を持ったので、いずれちゃんと聴いてみたいと思って、名前だけは記憶にとどめておいた。
…という成り行きで、何はともあれ未来の巨匠（かもしれない…）を生で聴いてみようと思って、早速チケットを予約・購入した ♪
曲目は、バッハ（パルティータ第６番など）とリスト（超絶技巧練習曲集より第10番へ短調「熱情」など）がメインで、自作曲も１曲入っている（「バッハの名による幻想曲」）。
若い天才ピアニスト（リサイタルの日に２３歳になる）がどんなバッハを聴かせてくれるのか、とても楽しみである。演目に入っている「コラール前奏曲集」の３曲は聴いたことがないかもしれない。リストもそれほど聴いていないので、これを機会に少し勉強して（演奏を聴いて）みようかと思っている。
キット・アームストロング自身についても、少し調べてみたい。日本語Wikipediaにはまだ登場していないようだ。英語版（Kit Armstrong）はあるが…。
CDも日本では、２月２５日発売予定の『プレイズ・J.S.バッハ+リゲティ+アームストロング』というアルバムが最初のもののようだ。
また、楽しみがひとつ増えた ♪
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