2014年9月4日木曜日

日本の現代ピアノ曲を探す:日下部満三「カンツオーネ ダ ソナーレ」

「日本の現代ピアノ曲を探す」シリーズ、ほぼ第7弾である。

今日は、日下部満三作曲の「カンツオーネ ダ ソナーレ」(Canzone da Sonale)という曲。


3分から4分弱の短い3つの楽章からなる曲であるが、とくに気に入ったのは第3楽章。





ピティナの解説ページによると、「カンツォーネ ダ ソナーレ」は「器楽によって演奏される歌」という意味らしい。3つの楽章は、「Prologue」「Intermezzo」「Finale (chant fugitif - 束の間の歌)」となっており、第3楽章はソナタ形式。

また第3楽章は、2005年度ピティナ・ピアノコンペティションのF級課題曲として採用されたとのこと。ちなみに、「日下部満三のページ」によると、2003年「ロンドトッカータ」(特級課題曲)、2007年「小さな葛藤」(D級課題曲)、2010年「夏の雲が」(D級課題曲)と、日下部氏はピティナでかなり活躍されているようだ。


また、演奏しているのは作曲家・ピアニストとして活躍している鷹羽弘晃という人。鷹羽氏のピアノ曲もYouTubeで探してみたが、見つからなかった。代わりにいくつかの合唱曲があった。NHKの音楽コンクールで課題曲となったアンジェラ・アキの「手紙」を編曲した人のようだ。



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