9月は、少し軽めにするつもりで練習メニューを作った。短い曲を2つくらいと基礎練習のつもりである。目論見としては、9月の前半でほぼ弾けるようにして、後半で「止まらないで弾く」ことを中心にやる予定であった。
ところが、この2〜3日で早くもその「目論見」が崩れてきた。バッハのインベンション(13番)が思ったより難しい。昔、ちょっとだけ練習したこともあるので少し甘く見ていたようだ。
インベンションを甘く見てはいけない!
当初の予定では、次のような練習メニューを考えていた。
①スケールとアルペジオ(ハノンからいくつか)
②シューベルト「即興曲」Op.142-3(のテーマのみ)
③バッハ「インベンション(2声)」から第13番
④ドビュッシー「ベルガマスク:プレリュード」各ブロック
①は気が向いたときに少しずつやるとして、問題は③のバッハである。もともと、対位法的な曲は苦手であることは、インベンションの1番をやったときから分かっている。バッハのフーガにいたっては、3度挑戦して3度挫折している。甘すぎた!
いいニュースとしては、②のシューベルトは意外にうまくいきそうなことだ。苦手意識のあった左手伴奏が思ったより楽に弾けそうなので、こちらは2〜3カ所のちょっとした難所(装飾音符、10度)をクリアすれば大丈夫そうだ。
④のドビュッシーはあきらめた。たまに気分転換に弾くくらいにしようと思っている。
なので、当面は③のバッハを中心にやることになる。
現在、譜読み中。指使いをだいたい決めるだけでほぼ1時間かかってしまった。しかも、まだ確定ではなく、このあと練習しながら修正することになりそうだ。指使いは早めに確定すべきなのだが…。
ちなみに、
でご紹介した「①片手練習で左右を交互に弾いていく」方法は、このインベンションの練習方法としては使えそうである。
片手で通して弾けるようにして、この左右交互をやって、それから両手を合わせるという順番でやるとよさそうである。今回は、止まらずに弾くことが目標なので、まずは通して間違えずに弾けるようになることが先決だ。
どうも「軽い練習メニュー」とはなっていないような気がしてきた。
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