2014年8月28日木曜日

日本の現代ピアノ曲を探す:加古隆「ポエジー」がいい!

久しぶりに「日本の現代ピアノ曲を探す」シリーズである。

一曲目は、面川倫一(おもかわ のりかず)作曲の「モーメント・ミュージカル」という小曲。ドビュッシーを思わせる響きを持つ好きなタイプの音楽である。第38回のピティナ・ピアノコンペティションF級の課題曲となっている。

♪モーメント・ミュージカル(ピアノ:寺元嘉宏)
※追記@2022/07/04:この音源は削除されている。

他のピアノ曲は見つけることができなかったが、合唱曲などを手がけている人のようだ。もっとピアノ曲を作ってもらいたいものだ。


2曲目は加古隆作曲の「ポエジー」。有名な「グリーンスリーブス」という曲をもとにしたものだが、これが実に美しい。ややイージーリスニング的な趣を持つ曲だが、なかなかいい。

Poesie-Greensleeves(ピアノ:加古隆)


加古隆さんは結構な有名人のようだ。ジャズから映画音楽、クラシック、現代音楽まで幅広くこなす作曲家・ピアニストである。例えば映画音楽では、「阿弥陀堂だより(2002年)」や「博士の愛した数式(2006年)」など、私好みの映画の音楽を担当している。

この「ポエジー」は、デビュー40周年記念アルバム「ANTHOLOGY」に収められており、加古さんの代表曲の一つとのこと。ピアニストとしても、「お気に入り」候補になりそうな気がしている。もう少し聴いてみたい。




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