ベートーヴェンのミサ曲といえば「ミサ・ソレムニス」Op.123 しか知らなかった。なので、この曲を聴くのはまったくの初めてである。
Op.86
🎼 List of works by Ludwig van Beethoven
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🎼 List of works by Ludwig van Beethoven
ニコラウス2世(エステルハージ公)からの委嘱に応えて作曲されたものだが、初演では、練習不足ということもありニコラウス2世には不評だったようだ。それもあってか、1812年の出版時点では献呈先がキンスキー公に変更されている。
ただ、同時代の批評家 E.T.A.ホフマンは「無邪気に澄み渡った心情の表出」であると、高く評価したようだ。
ちなみに、ニコラウス2世は晩年のハイドンに 6曲のミサ曲を作らせており、ベートーヴェンはそれらを「無類の傑作」と呼んで称賛し研究したようだ。そのこともベートーヴェンにプレッシャーを与えたのかも知れない。
以上、出典は Wikipedia。
YouTube の検索で最初に出てきた演奏を聴いてみた。
正直なところ、作品・演奏の良し悪しを云々するほど分からなかった。ただ、久しぶりに聴くミサ曲の響きの新鮮さと、無神経に途中で広告を挟む YouTube に対する嫌悪感だけが残った。
こういう音楽、つまりシチュエーションを選ぶような宗教曲とか、イベント向けの華やかな曲や行進曲とか…は、それを聴く TPO によって感じ方も違うのかも知れない。
クリスマスシーズンに、広告の入らない音源でもう一度聴いてみてもいいかも知れない ♪
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