好きなソナタの一つ。第2楽章は以前(2015年)に練習したことがある ♪
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Op.90
🎼 List of works by Ludwig van Beethoven
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第2楽章を練習した時点でお手本にした、というか好きな演奏はバレンボイムのものだった。なので、今回もバレンボイムで決まりかな?と思って聴いてみたのだが、意外にも若干の違和感を感じてしまった。
主にバレンボイムの演奏を聴いて、自分なりにこの曲のイメージを持っていたはずなのに、その記憶に基づくイメージと今聴く演奏との間に違和感があるというのは何故なのだろう?
ベースになっているのはバレンボイムの演奏であるにしても、自分の中で自分なりに「この曲はこうあって欲しい」というイメージを作り上げて(修正して)いたのだろうか?
…で、YouTube で聴いた中で自分のイメージに一番合っていたのが、イゴール・レヴィットが今年 8月にザルツブルク音楽祭で行ったベートーヴェンのピアノソナタ全曲演奏の一つ。
とても美しい音で、優しいデュナーミクで、この珠玉のようなソナタを歌い上げている。フレージングといい、テンポ感や微妙な間の取り方といい、私の感性にピッタリだ…(^^)♪
あまりに気に入ったので、この動画の中で続けて演奏している28番と29番も聴いたのだが、なぜか 27番ほどにはいいと思わなかった。とくに 29番「ハンマークラヴィア」はテンポが速すぎる感じがして、どうも私には合わない…(^^;)。
音楽というのは、というかピアノ演奏(ピアニストと曲の組み合わせ)というのは本当に不思議だ。これは何なのだろう…?
…と、つらつらと考えを巡らしながら他の演奏を見ていたら、バレンボイムが録音した 5度目のベートーヴェン・ピアノソナタ全集(CD発売は 12月16日)の音源が目についた…(^^)♪ 輸入盤とデジタル配信は 10月30日にリリースされている。
…で、興味本位で、YouTube にあった 3つの録音を聴き比べてみた。個人的には、やはり聴きなれた 2番目の演奏が一番しっくりくる。今年の 5〜6月に録音した最新版は、ちょっとユルイ?ような感じがした…(^^;)? 最新録音の音源は楽章ごとになっている。
At Palais Lobkowitz, Vienna, 1983-1984
Decca(たぶん 2006年)
Deutsche Grammophon、Released on 2020-10-30
Deutsche Grammophon、Released on 2020-10-30
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