暗譜で苦戦していたベートーヴェンのピアノソナタ31番の第3楽章であるが、この 1週間ほどでかなり進んだ。直感的な暗譜率は 90%くらい?
一応、楽譜を見ないでも練習できるレベルにはなった。少し前に戴いた「『楽譜を見ずに』練習すること」というありがたいコメントのおかげである ♪ 感謝…🤗!
あと 10%は、たまになぜか「暗譜がとぶ」ところがあるのと、暗譜というより「弾けてない問題」かも知れない…(^^;)。傾向と対策のために代表的な箇所を抜き出してみた。
一つ目は「フーガ1」の 44〜45小節目のところ(↑)。
たぶん、右手の 2声の指の絡まり?と左手とのタイミングが苦手なのと、次のトリルに対する緊張感?が原因なのではないかと思っている。
最初のころは音符(指)の動きが頭に入らなかった。今は、一応覚えてはいるのだが、スムースに指が動くところまでは出来ていない。対策は「反復練習」あるのみ…(^^;)?
二つ目は同じく「フーガ1」の 94小節目あたり(↓)。この前後も含めてずっと苦労している箇所だ。指使いを決めるまでにもかなり時間がかかったが、暗譜はもっと時間がかかっている。いまだに、引っかかる確率が高い。最後まで残りそうな「難所」である…(^^;)。
原因は「フーガだから」? 右手の 2声の動きをなかなか指が覚えてくれない…という感じ。それが連続するのがとても辛い…(^^;)?
三つ目は「嘆きの歌2」の 128〜129小節のところ(↓)。
「嘆きの歌2」は全体的に右手と左手の微妙なズレがあって、それがいい感じの「嘆き感」?を醸し出すのだが、若干の弾きにくさにもつながっている…かも知れない。
上の部分は、つい最近覚えられない原因を見つけた。赤い網かけをしたところは、右手は同じ音型なのだが左手のベース音が下がるタイミングが違うのだ。「シ♭→ラ」より「ソ→ファ#」の方が一呼吸(16分音符)遅い…。
この違いが分かっていなかったので、なぜか覚えられない状態が続いていた…(^^;)。
最後は「フーガ2」の 147小節目あたり(下記の赤い網かけ)。
これも、一つ目と同じで「暗譜」より「弾けてない」、つまり指が絡まってスムースに動かないという問題だと思われる。
フーガの中には、声部の動きが指の動きにとってちょっとややこしくなる部分というのが必ずあって、弾きにくさや覚えにくさにつながるのではないかと思う。
ここも指が自然に動くようになるまで「練習あるのみ!」なんだろう…。
…ということで、あと 3日ほど頑張って、少しでも暗譜を 100%に近づけることと、弾けない箇所をできるだけ減らしたいと思っている。
で、予定通り…というか、年初に考えていた予定よりは 1か月遅いのだが、もともと 1か月は「予備」だと思っていたので…「想定通り」に、12月からは全体の「通し練習」に入りたいと思う ♪
第1楽章も第2楽章も「暗譜」の修復?もやりながらになると思うが、これまでに練習した曲の中で一番長い曲の「通し練習」になる。
さて、どうなることやら…😅?
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