1ラウンド目でもフーガのところはかなり暗譜に四苦八苦していて(↓)、完全には暗譜できていなかったような気もする…(^^;)。
《▼ベートーヴェン:ソナタ31番、第3楽章のフーガ暗譜の妙案は?》
「嘆きの歌」が暗譜できて「フーガ」が暗譜できない理由を少し考えてみた。
「嘆きの歌」は、基本的には「左手の和音による伴奏+右手の旋律」である。和音の進行は、この曲の場合やや変則的ではあるが、ある程度の規則性がある。また、旋律はわりと覚えやすい。なので、結果として比較的容易に暗譜できる。
一方「フーガ」の方は、和声進行はほとんど存在しない。結果的に和音の響きがするところはあるが、基本的には「声部」ごとの旋律が並行して、しかもずれて進んでいく。
3声の場合、タイミングがずれている 3つの旋律を覚える必要がある。これは、例えてみると 3人の歌手の仕事を 1人で受け持つようなものだ。難しいのも当然だ…(^^;)?
…と、ここで昨日聴いた弦楽四重奏曲のことを思い出した。あまり馴染みのない曲だったので、楽譜付の YouTube 音源で聴いたのだが、4つのパート(声部)を同時に追いかけるのはそれなりに面白かった ♪
《BTHVN op.59: ラズモフスキー弦楽四重奏曲第9番は面白い ♪》
聴きながら楽譜を目で追いかけるだけなので、そんなに難しくはない。これと似たようなことが、フーガの 3声部を弾くときに、頭の中でできないものだろうか?
…と、色々考えてみても、たとえ原因が分かったとしても「対策」が見つからなければ仕方がない。とりあえずは、楽譜を見ながらでも、指が迷わずに弾けるようになるまで反復練習を続けてみようと考えている。
あとは、プロの演奏を聴きながら楽譜を追いかけてみるのも、少しは役に立つかも知れない。妙案が見つかるまでは「地道にコツコツ」しかなさそうだ…(^^;)。
もう一つの練習メニューは、第1楽章・第2楽章を通して弾くこと。目標は、ミスせずに止まらずに、息切れせずに…。これが、なかなか出来ない…😥。
ラクに弾くこと(脱力)と、呼吸を意識することで「息切れ」はあまりしなくなってきたが、相変わらずミス(と停止)はなくならない。
前回気付いたのだが、ミスしたり止まったりする箇所は、結局は「ちゃんと弾けてない」ところが多い。まぁ、当たり前か…(^^;)。
なので、第1・第2楽章の「補習」をもう少し継続する必要がありそうだ。
初めて経験する「コロナ禍」に続いて、これまで経験したことのないような大型台風10号の暴風圏が九州を縦断している。被害が最小限にとどまることを祈りたいと思う…😔。
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《練習記録》
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