前回の記事、《▼ベートーヴェン:ソナタ31番第1楽章、一応通し練習へ…》を書いた時点ではもう少し時間がかかるかと思っていたのだが…。この 1週間の頑張りは我ながら大したものだと思う ♪ 最大の難関、左手のトリルも何とかなったし…😊。
この1週間での大きな進歩は何といっても「左手トリル」(↓)だろう。
最初は f でしか弾けなかったトリルが、だんだんと小さい音でも弾けるようになったことと、トリルの出だしの音を拍に合わせてちゃんと出すことを意識したことが進歩につながったと思う。ごまかし方もうまくなったかも知れない…(^^;)。
もちろん、毎日の「お風呂で指体操」の成果でもある ♪
もう一つの難所(↓)をクリアできたのは、暗譜の精度が上がったこともあるが、楽譜に書いてある強弱の指示( p 、クレッシェンド・ディミヌエンド)を守って弾けるようになったことが大きかったような気がする。
それによって、なぜか右手の旋律がよく聴こえるようになり、結果として全体の流れが良くなったように感じたのだ ♪
まぁ、最初から楽譜の指示通りに弾けよ!…ということかも知れないが…(^^;)。
あと、楽譜を見ながら、お手本演奏(私の場合、一番テンポが遅いということでギレリス…)を聴くことで、いろいろと新しい発見もあった。
それを少しずつ真似する中で、段々とそれらしく弾けるようになった…ことも「進歩」なのかも知れない。…が、自分が出来てないことに気付かされることの方が多かった。
例えば、次のようなこと。
- 冒頭の 4小節のテンポが早すぎた…(^^;)
- クレッシェンドの直後に p というのができてない
- 休符が守れてない
- 楽譜の強弱指示を守れてない
- スタッカートが出来てない
細かく挙げるとまだまだあるのだが、一番大きな問題は「楽譜の指示を守れてない」こと。これは、ちょっとしたショックだった。
譜読みの時に確認したはずなのだが、弾けない箇所の練習とか「暗譜」とかに一生懸命に取り組むうちに、どこかで失念してしまったのだと思う。
今日から第2楽章に入るのだが、第1楽章を忘れないためにも、少なくとも 1回は通しで弾こうと思っている。その中で、上にあげた課題をクリアしていきたい。
第2楽章は、まずは思い出すことから始めなくてはならないが、一番の心配は「中間部」(↓)である。
1ラウンド目の練習では、何となく「指で覚えて」辛うじて弾けるレベルでしかなかったので、ほとんど忘れているような気がしている。まぁ、やってみるしかない…。
第1楽章での反省を活かして、第2楽章では、最初から「楽譜の指示を守って弾く」ことを肝に命じて練習にとりかかりたいと考えている…当たり前のことですが…😓。
一応の目標は、8月中に終わること。梅雨もあけていよいよ本格的な夏…🍧。ピアノも一段と頑張ることにしよう!
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《練習記録》
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