2019年4月4日木曜日

新しい音楽祭にペライア、ユジャ・ワン、リュカ・ドゥバルグ等 ♪

ラトヴィアに新しい音楽祭(RĪGA JŪRMALA Music Festival)が誕生した。この夏にその第1回目のフェスティバルが開催されるが、その参加アーティストたちが凄い ♪

✏️Yuja Wang and Murray Perahia to perform at new Latvian summer festival

✏️RĪGA JŪRMALA Music Festival(公式サイト)



"Riga Jurmala Music Festival"(リガ・ユールマラ音楽祭)の Riga はラトヴィアの首都、Jurmala はその近くの沿岸リゾート地。ラトヴィアの位置もよく分からなかったので、調べてみた(↓)。面積は日本の約 1/6。人口は195万人(日本の1/65)。




リガ・ユールマラ音楽祭は連続した期間ではなく、夏の4回の週末に開催される。Wknd.1(週末その1)〜Wknd.4 までの大まかなスケジュールと、私が気になったピアニストの公演は次のような感じ。


Wknd.01:7/19-21
ルーカス・ゲニューシャス
ルドルフ・ブッフビンダー+ジュリアン・ラクリン(vn)
M.J.バートレット

Wknd.02:8/16-18
Mischa Maisky cello & Lily Maisky piano
Russian National Orchestra & Mikhail Pletnev

Wknd.03:8/23-25
ヤン・リシエツキ(Jan Lisiecki)
デニス・コジュヒン(Denis Kozhukhin)
マレイ・ペライア
 Israel Philharmonic Orchestra & Zubin Mehta
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
ユジャ・ワン
 Israel Philharmonic Orchestra & Zubin Mehta
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番

Wknd.04:8/30-9/1
チョ・ソンジン
 London Symphony Orchestra & Gianandrea Noseda
 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番
リュカ・ドゥバルグ


オーケストラも凄い。Bavarian Radio Symphony Orchestra & Mariss Jansons、Israel Philharmonic Orchestra & Zubin Mehta、Russian National Orchestra & Mikhail Pletnev、London Symphony Orchestra & Gianandrea Noseda。私でも知っている指揮者ばかり…。

それにしても、故障続きのペライア、大丈夫かな?

プログラム詳細はコチラ→✏️RJMF:Programme


公式サイトの News を見ていたら、ちょっと嬉しい記事を発見 ♪

✏️Additional tickets released for Debargue's solo concert

ルカくん(リュカ・ドゥバルグ)のソロ・コンサート(音楽祭のクロージング・コンサートでもある)が人気が高いので、追加のチケットを販売するというもの。

ちなみに曲目は次のようなもの。これで、1,250円〜3,130円は安い。聴きに行きたいけど…(^^;)。

  • スカルラッティ :ソナタ(K6, K438, K404, K405, K206, K531, K447, K27, K14, K253, K115)
  • メトネル:ソナタ op 22 G minor
  • リスト:ダンテを読んで(ソナタ風幻想曲)


それにしても、こんなに小さな国(GDP で言えば日本の 約 1/147)で、なぜこんな立派な音楽祭が誕生するのだろう。逆にいうと、日本ではなぜこんな音楽祭ができないのだろう? 日本は文化的にみると後進国になりつつあるのか??

ヨーロッパという「地の利」や文化的な歴史や背景もあるのだろうが、羨ましい…としか言えない…(^^;)。



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