2019年4月30日火曜日

▼シューベルトのソナタ14番:暗譜率60%…課題満載で令和へ…(^^;)

シューベルトのピアノソナタ第14番 D784 Op.143 の第3楽章、なかなか進まない…やはり手強い…というのがこのところの正直な感想。

前回の報告《▼シューベルトのソナタ14番:進んでいるのか?いないのか?》から1週間経つのでこの記事を書いているが、「進んでいるのか?…」という状況から大きな進展はない。暗譜=楽譜を見ないで練習できる範囲(↓緑の網かけ)が増えたくらい…。




私の場合、できるだけ早く「暗譜」して、まずは楽譜を見ないで練習できるようにすることを優先することが多い。その方が弾き方の練習に集中できるような気がして…。

で、2つの提示部と再現部はほぼ「暗譜」できて、ときどき確認のために楽譜を見るくらいになった。分量からいえば 80%くらいになるのだが、暗譜の確かさも含めると、だいたい 60%くらいの「暗譜率」?だと思う。


今やっているのは「部分練習」ということになるのだろうが、頭で覚えることから指で覚えることに移行したいと四苦八苦している段階。どうも頭が先行してしまう…(^^;)。

ここ数日は、3回出てくる第2主題(ヘ長調、ハ長調、イ長調)を集中的に練習している。左手の伴奏パターンが微妙に異なるところ(↓)を指と音で覚えようとしている。



それと、弾きにくい部分をどうやってラクにすんなりと弾けるようにするか?の試行錯誤もやっている。これは、とくに第1主題の後半部分。

とりあえず後回しにしているのは「テンポアップ」。第1主題やその中の4連の前打音やスケールや連続和音などは、ある程度のスピードで弾かないとサマにならないのだが、とりあえずは「ゆっくりでも確実に」というポリシー?で…。


難所もたくさんあるので、毎日少しずつは練習するようにしているのだが、なかなか自信を持って弾けるまでには至っていない。

少しだけ進展したのは、第1主題後半の装飾音符(↓ 4連の前打音)。お風呂での指体操が功を奏したのか、もう少し練習すれば何とかなるかも…と思えるようにはなった。

もう一つのスケールの方は反復練習をもっと積み重ねるしかない…。




そして、練習が進むにつれて新たに出現した「難所」もある…。例えばコレ(↓)。


両手の反対方向への(反行?逆行?)アルペジオなのだが、これが何回か出てくる。これに似た変形パターンも…。

最初は何となく弾けたので何とかなるかなと思っていたのだが、確実に音を外さずに弾くのはとても難しいことがだんだん分かってきた。

以前「鍵盤を見ないで弾く」練習をしたおかげだと思うのだが、例えば右手は鍵盤を見ないでも「大体」は(確率 50%くらい?)弾ける。

でも、当然だが「大体」では全然ダメなわけだ。ff なので音を外すと悲劇だ…(^^;)。

この部分の確実性をどうやって上げるかが大きな課題である。


…ということで、課題満載のこの曲は時代を跨いで(平成〜令和)練習することになった。今日は平成最後の練習ということで、しみじみと?練習しよう…(^^;)?



【関連記事】
《シューベルト:ピアノソナタ14番第3楽章アナリーゼ?》

《シューベルト:ピアノソナタ14番第3楽章の展開部と難所!》

《▼シューベルトのソナタ14番:進んでいるのか?いないのか?》



  にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ

0 件のコメント: