"The National Chopin Piano Competition of the United States"、つまり米国内の2020年ショパンコンクールでは、1位の賞金は $100,000 に上がるそうだ。同じ 10万ドルでも USドルなので円換算では、ホーネンスの約858万円に対し約1,116万円と上回る…(^^;)。
元の記事と公式サイトは下記。
✏️Chopin Foundation increases top competition prize to $100,000
✏️The National Chopin Piano Competition of the United States
記事によると「ピアニストの稼ぎがプロのアスリートやロックスターより少ない」ことに憤慨しているフシがある。「彼らの才能や努力からしたら、このくらい当然だ」というあたり、いかにもアメリカっぽい感じもする。
前回(2015年)も $75,000 だったらしいので、ピアノコンクールの賞金としては、決して少ない金額ではないが…。
賞金に加えて、1位と 2位は自動的に2020年のショパン国際ピアノコンクールに参加できるようだ。1位は米国内の演奏ツアーもついている。
ちなみに、2015年のこの米国内ショパンコンクールの入賞者は、1位 エリック・ルー、2位 レイチェル・ナオミ・工藤、3位 ジョージ・リー。
ワルシャワのショパン国際ピアノコンクール(本番?)では、エリック・ルーは4位入賞。ジョージ・リーは出場辞退している。
ところで、各国の「ショパンコンクール」とか「アジアのショパンコンクール」とか色々あるみたいだが、どうも位置付けとか状況がよく分からない…(^^;)。
「ショパン国際ピアノコンクールin ASIA」のサイトを見てみると、上のアメリカとはかなり様子が違うし、「プロフェッショナル部門」の金賞賞金は 80万円と慎ましい。
2015年には「日本ショパンコンクール」というのもあったようだが、少なくともサイトはとても地味な印象だ…。
それにしても、本家「ショパン国際ピアノコンクール」の優勝賞金が €40,000(約520万円)なのに対して、そこへの出場権を得られる米国内コンクールの賞金が倍近いというのは…(^^;)。
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