2018年8月24日金曜日

選曲難航中、弾き心地は聴いても分からない…

当たり前なのだろうが、聴いて「いいなぁ ♪」「弾けるかも…」と思った曲を実際に弾いてみると、それほどいいと思えなかったり、難しくて手に負えなかったり…。

…ということが頻発するので、選曲というのはなかなか一筋縄ではいかない。

今年はここまで、C.P.E.バッハのソルフェジエット、ブラームスのソナタ第3番第2楽章、ドビュッシーの「レントより遅く」と「出会い」に恵まれて、あまり選曲に苦労しなかったのだが…。そういう「幸運」はそんなに続かないのかも…(^^;)。




で、今回は、これまでに候補曲としてあげたものや、コメントで提案して戴いた曲や、弾いたことのない作曲家(フォーレ、スクリャービン等)を試してみたりしたのだが、いまひとつ「これだ!」という曲に巡り合わない…。

と、あれこれやっているうちに、ふと「原点」?に戻ってみようかと思った。それは、ベートーヴェンのピアノソナタである。

なぜか、昔(ピアノを始める以前)からベートーヴェンが好きなのだ。以前は、鑑賞曲として交響曲とかピアノ協奏曲を、古いタイプのステレオ(レコードプレーヤーとかアンプとか分かれているヤツ)で聴いたものだ…♪

ピアノを始めてからは、好きだったピアノソナタ第8番「悲愴」の第2楽章を練習して、つっかえながらも弾けるようになったときの嬉しかったこと…(^^)!

その「嬉しさ」がもう一つの「原点」なのかも知れない ♪


…ということで、以前作った一覧表(↓)を見ながら、候補にしていた「楽章」を中心に改めて試し弾きをしてみた。

《ベートーヴェンのピアノソナタ:難易度とチェック結果》

それでもピンとくるものがなかったので、それ以外の楽章も(難しくて無理だと思うものも含めて)一通りチェックした。ここでも、聴いて「いいなぁ〜」と思っていたものが、必ずしもいい弾き心地でないことを感じながら、探索を続ける…。

でも「いいなぁ〜」と感じるものを弾きたい、とも思う。その方が、弾けたときの「嬉しさ」が大きいはずなので…。

で、以前より少しは上達したはずだと(何の根拠もなく…)信じて、難しそうだけど「弾けたら嬉しい」を基準にいくつかの楽章を候補として追加してみた。

17番の第3楽章、23番の第2楽章、24番の第1楽章、27番の第1楽章の4つ。


17番「テンペスト」の第3楽章は、弾けたらかっこいい♪…けど、たぶん1/2倍速になるだろう…(^^;)。同じようなパターンが続くので「エチュード」のように練習にはなるかも…。でも、息が続くか?

23番「熱情」の第2楽章は、なかなかいいのだが、やはり第1楽章と第3楽章があっての緩徐楽章という気もする。とくに第3楽章へは "Attacca" で続いているし…。

24番「テレーゼ」も好きな曲の一つ。第1楽章が速くない(Adagio Cantabile)というのも嬉しい。…が、けっこう多彩なので手強そうな感じはする。

27番の第1楽章もカッコいい♪ このソナタは2楽章構成で、第2楽章は以前に練習しているので、第1楽章をやればソナタ1曲をやったことになる…という意味でも嬉しいのだが。伴奏の、音が跳ぶところが超むずかしそう…(^^;)。

まぁ、どれも16分音符とか32分音符の速い伴奏とか速いパッセージが含まれるので、何れにしても私にとってはかなりの「チャレンジ」となる選曲である。


…という感じで、実はまだ絞りきれていない。選曲開始からすでに10日近く経っているので、そろそろ何とかしないと…とは思いつつ…。

もう少し考えて、数日中には「エイやっ!」と決めることにしたい。


とりあえず、《ベートーヴェンのピアノソナタ:難易度とチェック結果》を改版しておこう…(^^;)。



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