2018年8月27日月曜日

▼次はベートーヴェンのソナタ17番!無理を承知で?

10日間ほど色々さまよった挙句、私にとって「原点」?とも言えるベートーヴェンのソナタをやることにした。第17番「テンペスト」の第3楽章。

ちょっと難易度が高いので「目をつぶって跳んだ」感じ…?

有名な曲なのでごまかしは効かない…。ちゃんと弾ければカッコいいが、ミスるとすぐ分かる…。それに、たぶん1/2倍速くらいになりそう…(^^;)。



数日前の記事《選曲難航中、弾き心地は聴いても分からない…》に書いたように、結局、難しそうだけど「弾けたら嬉しい」と思った4つの楽章(17番の第3楽章、23番の第2楽章、24番の第1楽章、27番の第1楽章)から「エイやっ!」と決めることにした。

最後の決め手になったのは、やはりこの曲が好きだということなのだが、もう一つは練習の「やりがい」みたいなこと。つまり、練習する課題がたくさんあって、練習すればするほど「上達した感」が得られそうなことだ。ホントか…(^^;)?

第1主題からして、エチュードのように同じパターンが繰り返される。それが、展開部や再現部で「手を替え品を替え」(転調したり変化したり)して繰り返される。

他にもいろんなパターンのオクターブや伴奏パターンと、練習項目にはこと欠かない。難所が多いとも言えるし、一つ出来るようになれば、あとは応用が効くとも言える。


お手本にしたい演奏は、私の場合、やはりバレンボイムかな…。

 Ludwig van Beethoven "Tempest" Piano Sonata No. 17. III Allegretto | Daniel Barenboim (3/3) [HD]

キーシンの歯切れのいい演奏もいいと思うが、ちょっとテンポが動きすぎる気もする。

 Evgeny Kissin - Beethoven, Piano Sonata No. 17 Op.31 No.2 'Tempest' (part 3 of 3)

古い録音なので音質はよくないが、ケンプの演奏はさすがに格調高い。

 Beethovens Tempest Sonata mvt. 3 -- Wilhelm Kempff

ソコロフはちょっと個性的な弾き方をしている。あまり好みじゃないかな?

 Grigory Sokolov - Beethoven Tempest Sonata 3rd Movement


ちょっと面白い動画を発見した。リシッツアさんが胸のあたりに小型カメラをつけて弾いている映像だ。手とか指の使い方がよく分かる? 足元も写っているのだが、裸足でペダルを踏んでいるみたいだ。船酔いしそう…(^^;)。

 Beethoven Piano Sonata No. 17 "Tempest" Valentina Lisitsa 3. Allegretto


数日前から譜読みを開始しているが、10ページと長いのと、全体としても「無窮動」というのか、延々と続く感じなので、アナリーゼ(楽曲分析)して、練習のためのブロック分けを早めにやった方がいいかも知れない。

第1主題とか展開部とかいうより、「基本パターン1」「基本パターン2」とかその応用パターンとかで…。つまり我流の「なんちゃってアナリーゼ」というわけだ ♪


ちょっと前に「やっと涼しくなった」と思っていたら、またしてもトンデモない猛暑に逆戻り…。暑さに負けずに「熱いベートーヴェン」?を目指したい…(^^)!


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