とはいえ一応進んでいて、楽譜なしで練習できるレベルの「暗譜」はできている。通し練習とまでは行かないが、あちこちつっかえながらも初めから最後まで弾ける(?)状態にはなっている。8月も、もう少し続けようと思う。
上の写真は、ウチの庭で獲れたミニトマト。赤いのは普通の…、黄色いのは「大粒」と書いてあった品種。思ったより大きいのでとても満足している。ただ沢山は獲れない。
それはさておき、ピアノの近況である。
安川加寿子先生の楽譜を参考にして指使いも確定したし(→《▼ドビュッシー「レントより遅く」指使いの修正 ♪》)、「暗譜」もできたので、あとは弾けないところの部分練習をして、それがある程度終われば通し練習をして…。
それに加えて、できる範囲で…強弱、テンポ(ルバート)、ペダリング、タッチの変化、 "una corda" / "tre corde"、などなど…。
ピアノってこんなに沢山のことやるんだっけ…(^^;)?
…と先のことを考えると気が滅入ってくるので、当面は「つっかえる箇所」のクリアを目標に頑張ろうと思っている。
つっかえる箇所ベスト、じゃなく「ワースト3」を挙げてみると…。和音がつかめない箇所が多い。これは練習あるのみ。
一番の難関がコレ(↓)。左手がとくに苦労しているのだが、右手もそれに劣らずうまくいかない。かなり前から部分練習しているが、なかなか進歩が感じられない…。
2番目はこの箇所(↓)。アルペジオはもともと苦手だが、右手とうまく合わない。
3番目は何でもないはずなのだが、丸をつけた跳ぶ和音(↓)がスッと押さえられない。
他にもいくつかあるが、当面はこういう箇所をクリアする練習が中心になる。
…で、「先のこと」は忘れていたいのだが、どうしても頭をよぎってしまうので、最低限の目標みたいなものを考えてみた。私のレベルでは、全部やろうとしてもダメなことは分かっているので…(^^;)。
まず、テンポについては、前にも書いたが「速くなる箇所」(tempo animé とか)を速く弾けるようにする。遅い箇所については、フレーズの終わりにゆっくりにして、次のフレーズに続けることだけ気をつける。
強弱については、mf と ff の箇所を意識すること。弱い部分についてはクレッシェンド、ディミヌエンドを含めて、自然に(自分で)できるところだけ…。
何箇所かあるスタッカート、とくに左手部分については、その方が弾きやすくもなるので、できるだけ楽譜通りに弾くようにしたい。
"una corda" / "tre corde" については当面「棚上げ」(やらないこと…)にしている。もう少し余裕が出てきたらつけてみるかも知れない。
おまけ。ねもねも舎にパヴェル・コレスニコフのピアノ練習法に関する記事があった。
✏️パヴェル・コレスニコフが教える5つの練習法
基本的な考え方とか大まかなことが多いので、すぐには参考にならないが、以前やろうとしたことが二つほどあって面白かった。
一つは「録音する」こと。説明(↓)がいい…(^^)。これは以前何度かやったが、弾いているときに聴いている(はず)のものとあまりに違うので最近はやっていない。
「録音から聞こえてくるのがあなたの演奏です。最初はとても不快かもしれないけど、これほど役に立つものはないです」
もう一つは「分割してみる」。こんな説明(↓)があるが、具体的なことが書いてないのでどうしたらよいのかよく分からない。
「ほとんどの技術的な難しさは、ばらばらに分解して見ることで解決します。分解せずに挑戦してもうまくいきません」
上に書いた「先のこと」(テンポ、強弱、スタッカート、ペダル…)はある意味「分解」している、と言えるのかな…?
以前読んだ『楽譜を読むチカラ』という本に書いてあった次の箇所が、コレスニコフの言いたいことに近いのかも知れない。試したけどうまくいかなかった…(^^;)。
「曲をパラメーター(リズム、デュナミーク、アーティキュレーション、テンポ、音色)に分解して、それぞれを別個に聴かなくてはなりません。…(そして練習のとき)注意を向けるパラメーターを替えて、パラメーターごとに練習するのです」
《「楽譜を読むチカラ」読書メモ1》
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