✏️Beijing hires Cliburn man to start new competition
リチャード・ロジンスキ(Richard Rodzinski)、ヴァン・クライバーン・コンクールのトップを長年(※23年らしい)務めた人だが、中国音楽院の第1回中国国際音楽コンクール(China International Music Competition)の総監督(General Director)に指名された。
リチャードはチャイコフスキー・コンクールの改革を指揮した人物でもある。
中国には、現在でもいくつかの音楽コンクールがあるようだが、世界トップレベルというものは、少なくともピアノコンクールでは聞いたことがない。
…が、コンクール界?の大物を雇うことで、ついに国際音楽コンクールの分野でも世界制覇?を狙おうというのだろうか?
そういえば、あの「スタインウェイ」が中国に買われてしまうかもというニュース(↓)もあったし、天津ジュリアード音楽院も、たしか2019年の秋には開校するはずだ。
→《天津ジュリアード音楽院:文化面でもJapan passing?》
どうも、アジアにおける音楽の中心は急速に中国になりつつあるのかも…?
ところで、このロジンスキ氏、初めて聞く名前だと思って検索していたら、なんと昔の自分の記事(↓)が見つかった! 『ヴァンクライバーン国際ピアノコンクール』という本を読んだときにお目にかかっていたのだった…(^^;)。
「アート・マネジメント」のプロである。1945年の1月生まれなので73歳。
《ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールについて(読書メモ)》
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