ラウタヴァーラ「村の音楽師」第4曲の練習を始めて約2週間。進捗は「いわく言い難し」状態。まずまず順調とも言えるが、テンポが一向に上がらないという点では苦戦しているとも言える。
もともとシンプルな曲なので、比較的ゆっくりのスピードではだいたい弾けるようになった。
"saltando"(サルタンド)という「ヴァイオリンなどの弓を弦上で軽く弾ませるようにして、1音1音切り離して演奏する」という指示も、とりあえず自分なりにつけているつもり。
課題としてあげた、① ラクに正しく弾く、② mf と pp の弾き分け、③ スピード、の3点については③以外はほぼうまくいっている。
テンポは「♩=c.126」の指示に対して、現状は「♩=80」くらい。まぁ、これでいいかという考え方もあるかも知れない。それなりの曲に聴こえるので、あとは弾き込むだけでよしとする訳だ…。
もう一つ問題がある。シンプルな曲なので、早くも練習に少し飽きてきたということ。曲自体は嫌いじゃないのだが、ひたすらテンポを上げる努力をして、テンポを上げたときに乱れる箇所を繰り返し練習する、というのに飽きた…(^^;)。
…ということで、数日前からもう1曲追加した。第5曲の「悪魔のポルスカ」(↓)である。これも比較的シンプルな曲なので、それほど負担にはならない(はず…)。
この曲も、メインの部分は「♩=c.120」というテンポなのでちょっときつい。少し遅めでもいいかと思っている。
譜読みを始めた段階だが、右手と左手の交錯がちょっと苦労しそうだ。大きく交差する訳ではなく、右と左が同じ音だったり、両手がほとんど重なる部分がある。
どちらの手で取るか、どちらの手を上にするか、とかちょっとややこしい。早く指使いを確定して、左右の手の役割分担とか上下関係も決めなくては…、ということをやっている状況。
2つ目の曲もわりと早く終わりそうな気もしているので、少し気が早いとは思いつつも、次の曲を考え始めている。
具体的な曲というよりは、どういう方向で行こうか?を考えているところ。今年は、結果的には初めて弾く作曲家が続いている。シューマン、ブラームス、ラフマニノフ、ハイドン、ラウタヴァーラ…。
このまま「初めて弾く作曲家」シリーズで行くとすると、そろそろラヴェルとか…。有名人で言えば、リスト、メンデルスゾーン、チャイコフスキー、プロコフィエフ、スクリャービンなんかもまだ弾いたことがない。
一方で、久しぶりにベートーヴェンとかドビュッシーとかバッハもやりたい気がするし、ショパンでもいいかも知れない、などと心は千々に乱れつつ…といった趣。
まぁ、ラウタヴァーラを練習しながら、ぼちぼち選曲にも取りかかるとするか…♪
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