ちょっと早いのだが、ベートーヴェンのソナタ(25番第2楽章)を切り上げて、次の曲に移ることにした。
ベートーヴェンは、ここ数日で一応の「自己満足」レベルには達したと思ったのと、「サラッと弾き」で弾いてみるとラヴェルの「クープランの墓」〈メヌエット〉も何とかなりそうな感触を得たことで、すぐにも弾きたくなってしまったのだ…(^^)。
使う楽譜はもちろん、ペルルミュテールの書き込みのある『ラヴェル・ピアノ曲集 VII: クープランの墓』である。5月に申し込んで、2カ月前にやっと届いたといういわく付き?(↓)の楽譜だ。
曲はこんな感じ(↓)で始まる。一見やさしそうにも見えるが、難易度は28段階の18なので、自称レベル15〜16あたりの私にとっては、ちょっとしたチャレンジである。
昨日から本格的に譜読みを開始した。指使いはけっこう細かく書いてあるので、あまり悩む必要はないかも知れないが、私の手の形(技術レベル)にあっているかどうかはまだ分からない。とりあえずは、ペルルミュテール先生の指示通りに弾いてみようと思っている。
128小節(5ページ)あるので、最近の私にしてはちょっと長い曲になる。といっても5〜6分くらい。
お手本にするのは、当然、ペルルミュテールさんの模範演奏(↓)。
大まかには三部形式だが、ABA' の「A'」が「A」とはかなり違っているので、練習する立場からすると ABC みたいなものだ。
とくに最後の1ページ(25小節くらい)は左手に初めてアルペジオ音形が出てきたり、コーダのような部分が難しそうな印象である。最後のトリルはどうやって弾くのだろう?
まぁ、昨日はいい感じでスタートできたので、ゆっくりと少しずつやっていこうと思っている。早くイメージ通りに弾きたいという「はやる心」を抑えつつ…。
おまけ:ベートーヴェンのソナタ第25番第2楽章の結果。
いつも引っかかっていた数カ所はそれなりにクリア。2カ所の難所(トリルの装飾音符と3・4・5連符)も何とかぎりぎりクリアできたのではないかと(やや甘ながら…)思う。
全体としても、いちおうの「自己満足」レベルに達したので、「仕上がりレベル:B」として終了(修了?)とした。
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