4月・5月と2カ月間がんばってきたベートーヴェンのソナタ第27番第2楽章であるが、昨日で一応「終了」することにした。「修了」とは言えないレベルではあるが、これが、まぁ今の実力ということで…。
一通り、振り返りをしておくことにする。
仕上がりレベルとしては「C:不満が残る」になるだろう。「不満」の内容をあげてみると…
- 完全には暗譜できなかった(3連符のところ)
- 難所の数カ所が完全クリアとはいかなかった
- 全体を通して弾けなかった(止まりながらでも…)
- フレーズのつなぎが上手くいかなかった
- 強弱・表情をつける余裕がなかった
…等々、数えだすとキリがなさそうなので、これくらいにしておく。「ぜんぜん出来てないじゃん!」というツッコミは慎んで受け入れるしかない…(^^;)。
で、評価できるポイントは何かないか探してみると…
- 手に負えないと思っていた難所は思ったより進歩した?
→《「回転」技》が少し使えるようになった - 後半の「作戦」(計画的練習)はわりと上手くいった
→《ピアノ・ソナタあと2週間で…》 - 2カ月間頑張った…(^^;)?
…と、あまり見つからない(とくに内容については)。
以下反省。
冷静に考えると、まず第一に、曲の難易度レベルがちょっと高すぎたことだ。28段階のレベルで23なので、かなり上級者向けの曲である。第2楽章はもう少し低いとは思うが、それでも私の実力が15位なので、無理をしすぎたかもしれない。
それと9ページの曲は、やはり長すぎた。ロンド・ソナタ形式で繰り返しが多いのでなんとかなるかと思ったのだが、「変奏」が予想以上に複雑で難しかった。加えて、フレーズ間のつなぎも「趣向を凝らしたもの」が多かったような気がする。
直感的には、1カ月で仕上げるには(私の場合)3ページくらいが限度だと思われる。今回、2カ月練習した感じからすると、あと1カ月続ければ「自己満足」レベルには行けそうな気もする。ただし、3カ月はさすがに飽きそうだ。
とはいえ、好きな曲で2カ月間、それなりに楽しめたので、これはこれでよしとしたい。
とくにこの2日間は、練習というより「楽しんで弾く」ことをメインにやってみた。楽しかった ♪(楽しいと思えるレベルでは弾けている、とも言える?)
昨日で終わりにしたのは理由がある。今日、5月31日は次の曲の選曲にあてるつもりなのだ。またドビュッシーをやりたい、という気にはなっているのだが、なかなかこれといった決め手がない。例によって、弾きたい曲は難しすぎるのだ…。
「弾きたい曲が弾ける」レベルに到達することは永遠の課題である。当面の目標は「難易度レベル18」の曲がなんとか弾けるレベルを目指す、といったところか…?(これも結構きついが…)
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