2カ月かけて海外のピアニスト50人を YouTube で聴いて、さすがにちょっと疲れた。…ので、日本人ピアニスト35人を聴き始めるのが遅くなってしまったが、数日前からボチボチ始めている。
50人を聴いた結果は、
日本人ピアニスト35人の一覧表(とその結果)は、
ここまで何人かの演奏を探してみたのだが、なんとなく海外のピアニストに比べると音源の数が少ないような気がした。人気度などで違うのだとは思うが。
それと、50人のピアニストをチェックして、改めて感じたのは、ピアニストによってそれぞれの得意分野があるということだ。なので、今回は少しやり方を変えようと思っている。
前回のように、50人一人ずつ感想を書いてお気に入り度を判定するのはやめて、お気に入りの演奏、つまり「ピアニスト×曲」の組み合わせを探すことにする。その結果として、一人でもお気に入りの日本人ピアニストが見つかるといいなぁ、と思っている。
聴く側として、要注意だと思っているのは「先入観」だ。日本人ピアニストの場合、テレビや雑誌のメディアでの扱い方である程度の「印象」を持ってしまっている場合が多い。
とくにテレビでよく見かける中村紘子、辻井伸行、牛田智大といった人たち…。日本のメディアは「ゴーストライター事件」を持ち出すまでもなく、話題先行型や「物語」中心の報道が多すぎるので、演奏そのものを聴く努力が必要になると思う。
35人と合わせて、聴いてみようと思っているのが、国際ピアノ・コンクールの出場者たち。ショパン・コンクールの出場者は事前審査の演奏はざっと聴いたが、来月始まるチャイコフスキー・コンクールの4人はまだ聴いていない。そういえば、リーズ国際コンクールの8人もいる。
それにしても、日本人ピアニスト(ピアノ業界?)は、もう少しネットを活用してもいいのではないかと思う。YouTube 動画で有名になった? Lisitsa さんのような人もいるのだから…。
YouTube の音源の「品揃え」に限界があるのは分かってきたのだが、そうは言っても手軽に演奏を聴いてみようと思うと、YouTube などのネットの音源は実に重宝するのである。
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