あと一週間ほど、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第27番第2楽章を練習して、ある程度のところまでは仕上げ?たいのだが…。気持ちは半分くらい次の選曲に行っている。いろいろ聴いていると、どうしても弾きたい曲・弾けそうな曲のことを考えてしまうのだ。
そんな中で、最近気持ちの中で浮上してきているのが…、やはり?ドビュッシーなのだ。
これまでに、アラベスク第1番とベルガマスク組曲の「前奏曲」をやっている。両方とも、私にとっては結構難しかったのだが、弾き心地がいいというのか、気持ちよく弾くことができた。(出来栄えの方は棚にあげるとして…)
しかし、解説などを読んでいると、本当のドビュッシーらしさはやはり後期の作品にあるらしい。どうせなら、ドビュッシーらしい曲を弾いてみたい。
といっても、とても私ごときの手に負えるレベルではない。「版画」「映像」「前奏曲集」「練習曲集」等々…。聴く分にはいいのだが、とても弾いてみようという気にさえならない。
だが待てよ…。
例の「28段階難易度」でいうと、アラベスク第1番は15だが、ベルガマスク組曲「前奏曲」は18なのだ。頑張れば、難易度18までは何とかなる可能性がある…?
ということで、とりあえず候補としては18までを見てみることにした。試しに、《難易度別ピアノ曲(中級程度)》から、ドビュッシーの難易度18を見てみると次のような曲が並んでいる。
前奏曲集〈デルフィの舞姫〉〈枯葉〉〈ヒースの茂る丘〉、子供の領分〈グラドゥス・アド・パルナッスム博士〉〈雪が舞っている〉、ベルガマスク組曲〈前奏曲〉、ピアノのために〈サラバンド〉、ハイドンを讃えて、レントより遅く、ロマンティックなワルツ
なんと、前奏曲集に3曲もある! ついでに難易度17以下もみてみると、第1集に〈雪の上の足跡〉(14)と〈亜麻色の髪の乙女〉(15)、第2集に〈カノープ〉(15)の3曲が見つかった。
これは、弾けそうかどうか試してみる価値はありそうだ。
それと、「ピアノのために」という雲の上の存在だと思っていたものの中にも難易度18のものが1曲あるようだ。〈サラバンド〉は好きな曲の一つだ。ちなみに、他の2曲は、〈プレリュード〉が23、〈トッカータ〉が25。まぁ、それはそうだろう…。
…ということで、ベートーヴェンの最後の追い込みの1週間ではあるが、気晴らしも兼ねてドビュッシーを少しずつ試し弾きしてみようと思っている ♪
0 件のコメント:
コメントを投稿